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2024年 11月 の投稿一覧

【お芋掘りをしました!】

11月9日にお芋掘りをしました。

教室の後ろの畑の田村さんに
お声掛けいただき
春にみんなで植えたさつまいもが
収穫の時期を迎えました。

お天気に恵まれ
とてもすがすがしい晴天のもと
3歳以上の生徒さんご家族に声をお掛けし
集まった皆で楽しくお芋ほりを
しました。

 

田村さんに教えてもらって
まずは蔓を切ってから
お芋を探して掘ります。

大きなお芋や細~いお芋

たくさんのお芋を一気に掘り上げた
お友達もありました。

土に触れ
かたつむりや
小さな白いへびさん
(神様のおつかい?)も出てきて
びっくり!

たくさんの実体験ができました。

そして最後に堀残しがないか
皆でもういちど探しました。

今年は大きなお芋がたくさん取れて

(昨年はこちらの記事にして
ませんでしたがお芋が小さくて
少なかったのです)
子どもたちも大満足でした。

穫れたお芋でつながったままのを
みんなで一つずつに外しました。

 

最後に田村さんに
皆で畑のお礼をしました。

田村さん、ありがとうございました。

今度畑が小さくなるそうなので
お芋堀は
今年で最後かもしれません。

 

そしてもちろん
道具も皆できれいに洗って
コンクリートに残った土も
きれいに掃くことができました。

終わった後のお楽しみ

毎回この場所で何かする時は
終わった後にチョークでお絵描き
するのが
子どもたちの楽しみです。
画用紙に描くのと違って
大きく伸び伸びとたくさん
体を動かして描けることや
チョークの描き心地
そのうち消えるので
こまかいことを
気にしなくていいのが
いいのかなと思います。

まずこうやって大きく手を動かして
描いた跡を見て自分の描きたいように
描けているか?
思ったのと違ったら少しずつ
動きを調整していくということが
随意筋運動の調整に役立っています。

そして、上の写真で大きなマス目が
あるのがわかりますか?

実はこれは私が仕込んでおいたのですが
最近教室では始めの時間に
『9マス鬼ごっこ』を
やりたい子はしていました。

マス目を見つけて
「あっ、9マス鬼ごっこ!やろう!!」
という声が。

作戦成功です。

普段教室では別々の時間に来ている
子どもたちも一緒になって
異年齢で楽しんでいて
とても嬉しい私でした!(^^)!

実は私、こんなふうに子ども達が
皆で楽しく遊んでいるのが
たまらなく嬉しいのです。

 

ちなみにこの『9マス鬼ごっこ』は
インスタグラムで体軸教室高岡の
作業療法士 古村さんがシェア
しておられたのですが
楽しく遊びながら
ジャンプ力やダッシュ力、
判断力などいろいろな力が
身に付くそうです。
何より、簡単で楽しいのがいいですね。

大人も一緒に遊んでも楽しいですよ!

 

教室下のピロティを
快く貸してくださった
長谷川さんもありがとうがざいました。

 

お芋もたくさん穫れて
皆が楽しそうでとても良い
お芋ほりの日でした。

【10月の活動の様子】

10月のお教室での活動の様子

 

今日は10月の様子をお伝えします。

 

太陽系の惑星の紹介がパワーアップしました

まずは左上の写真
「太陽系の惑星の紹介」で
惑星のフィギアを使って今までも
紹介していたのですが
太陽の周りを回っている様子を
見せるのが
小さなフィギアでした(下の写真右下)。

でも、宇宙のスケールの大きさが
少しでも感じられるものがあればいいなと
思っていましたら、
とてもきれいな画像をいただきました
(※1)ので大伸ばしにして
使わせていただきました。

こうして、フィギアを手に持って
軌道の上を大きく動かせるようになり
子どもたちの印象も大きくなると
思います。

 

芸術の秋

秋といえば「芸術の秋」
ということで、アート的な活動も
行いました。

1枚目の右下の写真と、次の
左上の写真は「秋の木」の
様子を描いてみようということで
お子さまによってフィンガ―ペイントや
スタンプペイントで描いてみました。

また、1枚目の左下写真のように
季節のテーブルを準備して
秋の木の実や葉っぱなどに触れてみました。
どんぐりと「どんぐり図鑑」を
見比べて「これは何のどんぐりかな?」
と調べてみたり、
私にどこで拾ったのか聞いて
拾いに行かれた方もおられて

たくさん自然に触れるきっかけに
なったようで嬉しかったです。
自然の中で「不思議」を感じること
たくさんの感覚に触れることは
子どもの学びや成長にとって大切です。

 

そして、10月は「色相環」のコーナー
も準備しました。
上の写真右上と左下です。
スポイトで点の上に同じ色水を
たらしていきます。指先を
たくさん使います。
多くの子どもたちが集中して
活動していました。

つまようじで一混ぜして
最後に和紙をかぶせる時は
ドキドキです。
和紙にしみこむきれいな色に
思わず「わぁー、きれい!」と
声をあげるお子さんも
おられました。

また、水彩画を描かれる
お子さんもおられました。

 

日常生活の手仕事に集中する子どもたち

深く集中して手作業を繰り返すことが
全人格的成長に繋がると言われています。
お家でもお子さんが集中している時には
出来るだけそっと見守ってくださいね。

 

言語の活動

小さいお子さんは実物やフィギアに
触れながら、物の名前を学びます。
(右上)

他は彫り文字なぞり(左上)
濁音の紹介(左下)
「物と名前カード」(右下)

数の活動

遡っていちばん始めの写真右上は
金ビーズで4桁のたし算の復習を
しておられる様子です。
復習ですが少し新しいこともでてきます。


そしてこの、くるみを並べている

写真は「0あそび」と言って
0の概念を学んだお子さんが
それを定着させるための遊びです。

普通はカードに書いてある数の
くるみを取るのですが
Aくんは年長さんなので
これをアレンジして
自分が取ったくるみを合わせると
いくつになるか数えて
たし算の活動にしていました。

こうした実物に触れながら
合わせたり取ったりして
数を数える経験が後の抽象的な
数字での計算の理解のために
不可欠です。

モンテッソーリ教育では
金ビーズや切手あそびをはじめとして
たくさんの実物に触れる教具が
あります。

左下は算数棒、右下は
教具ではありませんが
かえるの天秤です。
右上は砂数字板です。
砂で書かれた数字をなぞって
眼と指先で感じています。

 

これは小学生さんの活動
十項式のカード並べの後
数を数えるのに使ったテーブルで
「色ビーズの平方」の数を
確かめてから
色ビーズ(棒)と金ビーズを使って
一つ大きい平方を作る活動を
しました。
すると、共通点が見えてきます。
わかりますか?

あ、これって!て
気付いた時、私は感動しました。
(a+1)^2=a^2+2a+1
になっていますね!
Sくんは3年生なので
この式を紹介しましたが
次回もう少し詳しく説明しようと
思います。

※こちらはモンテママさんのブログを
参考にさせていただきました。

 

その他、感覚教具や文化教育・
日常生活の練習の活動等

上の2枚はローマのアーチ
出来上がって支えを外す時、
落ちないかドキドキします。
でも落ちないの。不思議ですね。

 

(左上)「先生、人間の骨って
200本もあるんだよ!」
と教えてくれたRくんには
骨格標本の模型を紹介しました。
(右上)年少さんのHちゃんですが
お姉さんやお兄さんがやっていた
人体模型パズルがやりたくて、
結構難しいので、自分でママに
「手伝って!」とお願いして
ママと一緒に完成させられました。

(左上)ふと訪れた集中。
深く集中しているのがわかったので
床の上でやっていたけれど、そっと
見守りました。2層の動物パズル
結構難しいのですが
求められて少しヒントを出しただけで
最後まで完成させられました!

(右上)最近、掛けるお仕事が
好きなHくん。嬉しそうですね。

(左下)難しいきりんの折り紙
最後まで頑張りました。

(右下)マグネティックキューブ
「見本と違ったやりかたでキューブが
出来た!」

 

(左上)初めての「コーヒーを挽く」
お仕事。力がいるけれど
頑張りました。

(右下)お水をこぼしたお友達の
様子を見て拭くのを手伝ってくれた
お友達。写真は2人だけですが
お兄さんも小さいお友達も
協力してくれました。
みんなで助け合えるって素敵ですね。

 

10月もたくさんの様々な活動の
姿を見ることが出来て嬉しかったです。

 

※1:元JAXAのゆうこ博士より
いただきました。
ありがとうございます。

 

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