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モンテッソ―リ教室

【12月の活動の様子】

12月のお教室での活動の様子

 

今日は12月の様子をお伝えします。

今月はクリスマスのオーナメント作り
かわいいオーナメントが出来ました。

 

また、菊地清さんの絵本「サンタの
おまじない」からサンタさんの
プレゼントの野菜におまじないを
掛けるといろんなものに
変身するストーリーを参考に

野菜を準備しておくと
やりたい子は

「全部作りたい!」

と真剣に集中して取り組んでいました。

ピーマンが変身して出来たツリーに
雪を降らせるのに

「わかった!」

と穴あけパンチで作った紙を使って
上手に雪を表現していた子もおられて
素敵なツリーの貼り絵が出来ていました。

毎回水彩画を描きたい子もおられて
アート的な活動をいろいろ楽しんだ
子どもたちでした。

描き終わったら自分で乾かして

帰る前に自分で取って持って帰ります。

 

感覚教具の色付き円柱は
少しずつ太さや高さが変化するものが
4種類あります。

今回はそれぞれの違いを
感じてもらいたいと
4種類を一度に出してみました。

 

円柱さしのゲームは
お友達と一緒に出来る楽しい活動です。
こちらも微妙な差異を
見分ける目を養う活動です。

 

実体認識袋は2つの袋に同じ物が入っており
中の物を見ないで
先に出された物と同じものを
指先の感覚で見分ける活動です。
Kちゃんは全部当たりで
「やった!やった!」ととても嬉しそうでした。

 

小学生さんに準備した分数の教具ですが
クリスマスの後は
「クリスマスケーキ、どんなふうに切った?
何人家族かな?」と小さいお友達にも

「覚えなくていいからね」

と楽しく分数の紹介をしました。
まだ詳しく理解出来なくても
小さい頃に聞いたことって
覚えていることが多いですよね。

教えるのでなく楽しくお話するのが
いいですね。

どの○も

「全部これ(1の○)と同じ!」
と大切なことに気付いてくれたYくんでした。

 

最近かえるを飼いはじめたKくん
かえるの部分名称のスタンプを
キャビネットから自分で探し出して
やっていましたよ。

 

簡単に作れて手や指先をたくさん使う
お菓子「きな粉棒」作り。
見かけはあまり良くなくて始めは

「作らない」

と言った子も美味しそうな匂いに

「やっぱり作る!」

と、やってみて美味しく食べていました。

きな粉と蜂蜜を同量くらい
(若干きな粉多めで)
量りでポリ袋に量り
空気があまり入らないように閉じて
モミモミします。

そのうちよく混ざって固まり
ポリ袋から剥がれるような感じに
なってきたらまとめていって
出来上がりです。

いつまでもベタベタしていたら
きな粉を少し足します。
いつまでも粉っぽくて固まらない場合は
蜂蜜を少し足します。
そしてまたモミモミします。

 

簡単に出来てヘルシーなお菓子ですので
よかったら皆さんも作ってみて下さいね。
こちらはまだの方もおられるので
また1月にも続けて準備します。

 

年明けには、さつまいものホットケーキ作り
を予定しています。
(1部12月に行った方も
おられます。様子は1月と一緒に
お伝えします)
そのためにさつまいもの
さいのめ切り」の練習をしました。

来月のホットケーキ作りが楽しみです。

 

 

1歳前後の赤ちゃんでも
大人が思うよりずっと登る力があることが
多いです。
私も始めはびっくりしましたが
我が子がスロープを登る所を見て
驚かれる方が多いです。

登ることが出来る環境を
ぜひ準備してあげるといいですね。
今日の出来たことはまた
明日出来ることに繋がって行きます。

 

 

ゴッドアイ作り

 

とにかくお箸が使ってみたかった様子の
Kくん。

 

 

 

 

他にも様々なお仕事に取り組んだ
子どもたちでした。

 

今年も1年お通い下さった
生徒さん保護者の皆様
教室の活動へのご協力や
送迎・付き添いなど
ありがとうございました。

元気に年末年始を過ごされますように!

 

また、教室の活動にご協力下さった皆様
投稿を見て下さった皆様も
ありがとうございました。

 

少し早いですが、

よいお年をお迎え下さい。
また来年もよろしくお願いいたします😌

【8月の活動の様子】

8月のお教室での活動の様子

 

少し遅くなりましたが
今日は8月の様子をおつたえします。

8月はコーンを使って「穀物注ぎ」を
しました。穀物を器に均等に分ける練習です。
コーンを注ぐとカラカラといい音がして
気持ち良くて楽しいお仕事です。
また、子どもたちは自然物に触れるのが
大好きなのでコーンの感触を味わいたい
お子さまには充分に触れてもらいました。

 

先月からの「星と宇宙の始まりの紹介」
からの流れで
「世界地図の紹介」~「大陸の紹介」を行いました。
とても興味を持って活動されていました。

 

小さいお友達は円柱さしをはめてみることが
できたことが嬉しいですね。
ちゃんと3本の指で持っていましたよ^^

 

小学生さんは金ビーズで「わり算」をしました。
以前にもやったことはあるけれど、再確認です。
幼児さんで初めての時は先に式を与えたり
しませんが、小学生さんで再確認だったので
先に4桁のわり算の式を見せると
久しぶりだったのでやる前は「わからない」と
言っていたけれど、やってみたら

「簡単!」ですって!

これが金ビーズの力です。実物を操作するので
分かりやすいのですね。

 

「色付き円柱」最後の細い棒を積むのは難しくて
とても集中してそっと息をつめながら積んでいます。
黄色と緑を積むと同じ高さになるという気付きも
ありました。

 

「鍵の箱」は多くの子どもたちを惹きつけます。
中でも南京錠は鍵を鍵穴にぴったりさすのや
キュッと捻るとカチッと開くのが気持ち良くて
何度も繰り返すお仕事です。開けられても
閉めるのはまたコツがいって少し難しいのですが
Sくんは閉めるのも上手になりました。

 

赤と青が印象的な「算数棒」
年中さんくらいなら数は数えられて
1~10くらいは簡単かな?なんて思って
しまいがちですが
歌のように「いち にい さん し ……」
と数えられるのと数量がわかるのは違います。
5や6・7くらいになると難しくなってくる
お子さんが多い、というかほとんどです。
なので何度も繰り返します。
算数棒は楽しく繰り返します。

 

「形容詞のゲーム」小学生さんと文法の
お仕事をしました。小学生なのでカードも
書いてもらいました。形容詞「どんな」は
名詞の前にくるという文法を知りました。

 

「ひも通し」長くなってきました。
「もう少し」と集中しています。

 

初めてのはさみのお仕事。
線に沿っては切れなくても働く車が大好きで
これが切りたかったのです。
やりたい気持ちを尊重します。

 

「触覚板」
ザラザラとすべすべや
段階付けられたザラザラを感じるとともに
文字を書く時の柔らかな手首を作ります。

ピーナツ型のバランスボール、使い方はいろいろ
りますが、自分で数えて何秒バランスを
取り続けられるか挑戦!
10かぞえられるまで頑張ってバランス感覚を
鍛えておられました。

「レンゲ」のお仕事

小さくてツルツルしたビーズをピンセットで
つまむのはとても集中力が必要なお仕事です。

 

他にもたくさんのお仕事を、子どもたちは
自分で選んで楽しんでいました。

 

最後の写真はシュレッダーのお仕事の後
こちらでは切った紙を袋に入れてボールの
ようにして持ち帰るのですが、最後まで
自分で片付けるのが身についてきて
嬉しく思っています。

始めにやりかたを見せる時は、先に紙を
袋に入れてから最後に箒とチリトリで
掃除しますが、子どもがする時は
順番が違っていても指摘しません。
子どもが一生懸命やろうとしている間は
見守ります。見守っていると最後まで
ちゃんと出来ることも多いです。

「自分で出来た!」という気持ちを
大切にしています。

 

 

お教室についてのお問い合わせはこちらより

教室でのお仕事は子どもが決める、それも子どもの大切なお仕事

モンテッソーリ教育では

お教室でも、お教室でなくても、

自分のお仕事(遊び・学びなど)は

子ども自身が決めます。

 

(常設の制作コーナーで制作中

姉妹でお通いのお姉ちゃんです)

 

 

ですが、特にお教室中に、

折り紙やお絵描きなど、

家でもできることをしておられると

 

 

お家の方の多くは

「ここでしかできないものにすれば」

と、言いたくなる方もおられるのでは

ないでしょうか。

 

どなたかに限ったお話しではありません。

 

(可愛いものができそうです)

 

 

ですが、大切なのは

「今、やりたいことをやること」です。

「今、やりたいこと」が

敏感期のお仕事なのです。

 

 

どうしても勧めたければ

区切りのいいときに勧めてみるのは

かまいませんが、

 

「これ、面白そうだけどやってみない?」

のように子どもに選択権を与える

聞き方で聞いてみてください。

 

(妹さんは「鍵の箱」で南京錠をあけられた!
この後妹さんも制作を始められました)

 

選ぶのは子どもです。

「自己選択」

も大切な子どものお仕事です。

 

 

そして、この

「自己選択」「自己決定」が

人生の幸福度に大きく関わっていると

いうことです。

 

 

例えば、

自分で今日はこの中から着る服を選ぼう

と思っていたのに

誰かに全く違うものを

「これにしなさい」って言われたら

私なら嫌です。

あなたはどうでしょう?

 

 

そして、他人に決められた人と

結婚したくはないですよね。

(話が飛躍しすぎですか(;^ω^)

 

 

でも、確かに

人生の幸福度には関わっていそうです。

 

 

なにより、自分で決めたことであれば、

責任は自分にあるので、

結果を体験して、

失敗しても次の行動への学びになります。

 

 

このように小さい頃からの

「自己選択」の繰り返しが大切です。

 

 

「自己選択」を繰り返すことで

経験が蓄積されて、

何かを選択する時に、

より素早く意志決定できるように

なるのではないでしょうか。

 

 

人は日々の生活の中でも

何か新しい問題にぶつかった時

似たようなことをどうやって乗り越えてきたか

今までの経験を参照して

乗り越えようとしますよね。

 

 

全く似たような経験がなければ、

人に相談したり、検索したり

本を読んだりします。

 

それもひっくるめて大切な経験です。

自分で決めて、自分で経験したことは

すべて経験値となり無形の財産となります

 

 

大人になって仕事をする上でも

スピード感を持って

自分で決めて行動することは大切ですね。

そんな時にそれまでの経験は役に立ちます。

 

 

こんなふうに

小さい時からの

「自己選択」「自己決定」は

 

「自立心」や「主体性」を

育むために大切であり、

主体的に生きることが

「幸福度」の高さにも繋がって

いくのではないでしょうか。

 

 

お教室でもぜひ大切にしてくださいね。

(但し、お子さまの選択が

大けがに繋がりそうなときや

他の子の活動を妨げる時には

止めることも必要です)

 

 

 

 

 

【となみモンテッソーリこどものいえ】本日お教室を移転しました!

【富山県】

となみモンテッソーリこどものいえ

本日6月4日から

\お教室を移転いたしました!/

 

 

今までよりずっと広くなって、

生徒さんとの距離感もとてもいい感じ。

 

 

子ども同士、お互いに

お友達がやっているのを見て

刺激をうけたり、

 

 

お友達が「○○もそれやる」

と言うのを聞いて

 

お友達の分も残しておいてあげようと

気遣ったりする場面が見られて

とても嬉しかったです。

 

 

一つのおしごとへの集中も深くなったと

感じました。

 

深い集中を繰り返すことが

全人格的成長につながると

モンテッソーリは言っています。

 

 

新しい教具や用具も仲間入りしています。

 

左の白っぽいテーブルは

水彩画のコーナーです。

 

 

絵本コーナーや

 

 

くつろげる場所をと

子ども用ソファーも設置しました。

 

取り合いになるかと

ちょっと心配でしたが、

そんな心配は不要でした。

 

子どもたちからは「楽しかった」と

保護者様からは

「素敵な教室になりましたね!」と

いう声をいただきました。

 

夕方には、

この建物のオーナーの長谷川さんをはじめ

長谷川さんが代表をつとめられている

「柳瀬空き家ネット」の方々が

見学に来てくださいました。

 

この建物も空き家だったのです。

その古いお家と運命的なタイミングで

めぐり合えて今日にいたりました。

 

 

空き家ネットのお一人は

「こんな近くにこんな素晴らしい教育の

教室があることを他の方にもお伝えしたい」

(元保育士さんでモンテッソーリ教育を

知っておられました)と言ってくださり

とても嬉しかったです。

 

きれいなお花も

ありがとうございます。

 

関わって下さった皆様に感謝いたします

ありがとうございます。

 

明日からのお教室もとっても楽しみです。

 

体験への参加者 随時募集中です

 

 

 

 

モンテッソーリ教育の宇宙の教育をしました

モンテッソーリ教育の宇宙の教育

モンテッソーリ教育では、大きく分けると「日常生活の練習」「感覚教育」「言語教育」「算数教育」「文化教育」という5つの分野がありますが、宇宙の教育は「文化教育」に含まれます。学校の勉強でいうと「社会」や「理科」のような、今の小学校低学年なら「生活科」のように、内容がそれぞれ重なり合う部分があるものを幅広く統合してモンテッソーリは、私たちはみんな宇宙の秩序の中で相互に関連しながら生きている(生かされている)という意味で「コスミックエデュケーション(宇宙的教育)と言いました。

その中で、宇宙から地球の大陸や地形へとつながる一連の流れがあるのですが、いつも大きい方から小さい方へと紹介していきます。

 

「宇宙と星の誕生」~太陽系のお話し

最近のお教室では、4歳以上の興味を持ったお子さまに「宇宙と星の誕生」の提示をしました。

 

たらいの中に小さな宇宙を作ってお話しするのですが、宇宙に浮かんだチリやガスがだんだんとかたまりになる様子を目を輝かせて見ている姿が印象的でした。

 

その後宇宙の本を見たり、太陽系の模型をぐるぐるまわしたりして、宇宙の中の太陽系の地球という星に私たちが住んでいることなどをお話ししました。

 

太陽系の惑星の模型製作

 

その後、私が作ったそれぞれの惑星の模型を見て「僕も作りたい」と言っていたお友達は

 

「太陽ができたよ!」

 

惑星の色塗りをして、太陽系の星に親しんでいました。全部出来上がるのが楽しみです。

この活動は、芸術的活動でもあります。モンテッソーリの「文化教育」には芸術的活動も含まれているのです。

 

こんなふうに宇宙から私たちの地球そして、身の回りにある自然や、さまざまなことに興味を持ってくれるといいな、と願っています。

 

 

次回は、子育ての中で大変な「イヤイヤ期・かんしゃくへの対応で知っておきたいこと」についてモンテッソーリの見かたもまじえながらお話ししますね。ではまた!!