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子育てのイライラ

子育てのイライラに効く「自分を認められる私」になるためにできること

 

今回は

先日、こちらの記事に書きました

子育てでイライラしないためには自分を認めること

が大切だけれど、

 

どうしても自分を認められない方や、

なぜだか「どうせ自分なんて・・・」

と思ってしまう方に

やってみて欲しい

私がやってみてよかった方法をお知らせします。

 

まずは私が大好きな子育てカウンセリングの本より

 

この方法は私が学んだ親子のカウンセリングの第一人者

阿部秀雄先生の

「お母さんのイライラがニコニコに変わる 魔法の子育てカウンセリング」

(以下「魔法の子育てカウンセリング」とする)という

こちらの本にヒントを得て

やってみたものです。

「どうしても自分を認められない気持ち」や

「どうせ自分なんて・・・」と思ってしまう背景には

子どもの頃の育ちが大きく影響しています。

 

「魔法の子育てカウンセリング」のはじめの方のマンガに

【第三反抗期】というのがあるのですが
(上のリンクのサンプルページからも見れます)

その中で大人になってからも親への不満がうずくときの対処法が書かれています。

 

これはこれでとてもよかったし、全編通してとても大好きな本です。

なので、私はこの本を何回も読んでいます。

スポーツメンタルトレーニングのお話しで知ったイメージの力

そして、ある時スポーツメンタルトレーニングのお話しを聴く機会があり、

人の脳は現実とイメージを区別できないということを知りました。

イメージトレーニングに実際の効果があるのはそのためなのですね。

 

では、そのイメージの力を活かすことはできないかなと

やってみたことを次に紹介しますね。

 

イメージの力をインナーチャイルドに届ける

生まれる前から、自分が理想の両親をイメージして

記憶にない小さいころ、たくさん愛されて、喜ばれて

育ってきたところをイメージしてみたらどうだろう

記憶にある嫌だったことは、

理想的な対応に変えてイメージしてみたらどうだろう

と思ったのですね。

 

実際やってみると、

自分の身体の今まで冷たかった部分が

温かくなったような気がして、

 

心地よく感じたのを覚えています。

 

特に3歳までのことは潜在意識にしまわれていて

記憶にはないけれど

今の自分に影響を与えていることが多いです。

 

例えば、

私は小さい頃から何故だか

「男の子に生まれたかった」と思っていて、

「なぜかな?」と不思議だったのですが

ある時、母親からこんな話を聞かされました。

 

私は三姉妹の三女なのですが、

その時代はまだ産まれてくるまで男の子か女の子かは

わかりませんでした。

両親は上二人が女の子だったので、

今度は違う性の子どもを望んでいたのですね。

 

ちょうどその時、同じ産院で、

次の日に産まれた男の子がおり、

その子は三兄弟の三男だったのです。

 

母は冗談でそのお母さんと

「反対やったらよかったのにね」

なんて話していた

ことを、私が子どものころに何回か私に

話してくれました。

 

母には悪意はなく、

私がもし母の立場だったら

やっぱりそう思うかもしれません。

 

大人になった今ならそう思えますが、

子どもの頃、

その話を聞いたときは

なんだか苦しかった。

 

そして、だから私は「男の子に生まれたかった」と

ずっと思っていたのかなと感じました。

 

そのことをずっと覚えていたので、

やるなら産まれる時、

いや、産まれるよりずっと前からのことを

イメージした方がいいなとおもいました。

 

では、次にその具体的な方法をお伝えします!

名付けて

【インナーチャイルドイメージワーク】

です。

 

やり方は

まず、準備としてインナーチャイルド癒しのワークをします。

具体的には

・大人になってもうずく親への不満を一人の時に思い切り吐きだす

紙に書き出して最後に破り捨てるのもいいです。

・同時に辛かった当時の自分に、今の自分がたくさん共感して抱きしめる

・そのように育てるしかなかった親の運命に敬意を払う

 

癒しが終わったらいよいよイメージワークです。

 

1人になれる時や、子どもを寝かしつけて

子どもが寝そうになった時でもかまいません。

静かに、イメージする時間がとれる時にやってみてください。

眠いときや、寝起きで少しボーっとしているときの方が

潜在意識に入りやすいかもしれません。

 

瞑想のように目を閉じてリラックスしてください。

 

そして現在の自分から過去の自分へとイメージのなかで

さかのぼっていきます。過去を思い出したくない場合は

体が小さくなるイメージだけでもかまいません。

 

自分では覚えていない3歳、2歳、1歳、0歳、

さらに妊娠中までさかのぼります。

 

あなたは今お母さんのお腹にやどった命のはじまりです。

 

次に理想の両親像をイメージしてます。

そして、次からの場面を順にゆっくりとイメージしてください。

 

両親は仲良くて

 

・あなたを妊娠したことをとっても喜んでいます

 

・お腹が大きくなってあなたが順調に育っているのを喜んでいます

 

・お母さんのお腹はずいぶん大きくなり
あなたが産まれてくるのを心待ちにしています

 

・いよいよ産まれる時がきました。
あなたもしっかり産まれようと心の準備をしています

 

・出産は順調に進みあなたは「苦しいけれどもう少しだ!」と頑張っています

 

・母も頑張り、父もそれを応援しています。

 

・いよいよ産まれ出る瞬間です
やった!うまく生まれ出ることができました
両親も本当に喜んでいます

 

・助産師さんはあなたを優しく扱ってくれ、
あなたはすぐにお母さんに抱いてもらいうことができました
そしてあなたはやすらぎを感じています

 

・日に日に大きくなるあなたを両親は喜び、
愛情たっぷりに育ててくれます。

 

・イヤイヤ期で泣き叫ぶあなたにも「仕方ないね」と微笑みながら
言いなりになるのではなく真の愛情をもって育ててくれています。

 

・少し大きくなってあなたが悩んでいるときも、
いつもはやさしく温かく、時には叱って理想の対応をしてくれるます。
いつもあなたは愛され、受け入れられていると感じています。

 

・離れていてもいつも見守り、応援していてくれる両親
その愛を感じている自分

の場面を、それぞれイメージして、

その時の自分の感情までゆっくりと味わってみてください。

 

何だか体の感覚がふわっと変わりませんか?

 

よかったと思ったら自分のイメージが定着するまで

繰り返し何度もやってみてください。

 

そして、もしこれが「良かった!」と思ったら

ぜひご感想をお寄せくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子育てのイライラ、子どもの様子にイライラしてしまう時どうする?

子どもの様子にいつもイライラしてしまう。

わざと悪いことをしているように見えたり、

何をするのも「めんどくさい」とか

なかなかやろうとしなかったり

すぐに手が出てしまったり

わがまますぎるとか、

イライラの原因はいろいろありますよね。

では、まずイライラをなくすにはどうすればいいのでしょう?

 

イライラを無くすには、子どもの見かたを変える

どういうことでしょう?

では、わざと悪いことをするのは何故なのでしょう?

そんなお話しから始めます。

こんな時いたずらと思って叱っていませんか?

こんなふうにトイレットペーパーやティッシュを次々出したり

ママのかばんの中身を全部出したり

本棚の本を次々落としてしまったり

 

こんなところをみると思わず

 

「やめて!」とか「ダメ!」って言ってしまいますよね。

私もそうでした。「敏感期」を知るまでは。

 

でも、実はこれ

「もったいなーい!」

これ、子どもが自立に向かって自分を

成長させるための子どもにとってのお仕事なんです。

「敏感期」のエネルギーがさせること

寝返りや、ハイハイや歩けるようになるのと同じように

この時期に、「つまむ」「引っ張る」「落とす」という

動作を獲得するためにやっていることなのです。

 

それらを繰り返すことで脳や神経や筋肉を発達させ、

神経伝達が良くなり、動作もどんどん上手になっていきます。

 

このような特定のものに特にこだわる時期のことを

「敏感期」といいます。

 

そして、そのエネルギーは自然のプログラムに

動かされているので、やりきるまで止められないのです。

 

そして、途中で止めさせると、その時はやめたとしても

結局後から何度も何度も満足するまでやってしまいます。

 

ですが、それを知らないと

「何回言ったらわかるの!」って

思ってしまいますね。

 

でも、どうですか、これを知っただけで、

ティッシュ1箱50円くらい

「どうぞ使って」って思いませんか。

後で集めて汚いところを拭くのに使えばいいし。

または、このような代替品を準備してもいいです。

これはフェルトや不織布で作ったティッシュの代替品

「敏感期」のお仕事を十分にできないと子どもは逸脱する

ですが、すでにその時期に

叱ることを繰り返して

認めることがないと

「どうせぼく(わたし)は悪い子なんだ」と

何をしたら親を喜ばせるのかわからず、

 

でも、かまって欲しいので

わざと悪いことをするようになっているかもしれません。

 

または、手を動かすことのできるものを

取り上げてしまっている場合、

敏感期のに発達させるべきところを

じゅうぶん発達させられないままになってしまいます。

 

精神科医でもあるモンテッソーリは、

著書『幼児の秘密』の中で

敏感期の子どもの自分を発達させるためのエネルギーを

湖から流れる水路に例えています。

子どもが生まれながらにもっている

敏感期に自分を発達させるためのエネルギーの川が

障害物にぶつかり曲がりくねって急流をなし、

困難に出会えば水路を逸脱すると言っています。

そして、その生命と言う激流のはけ口をふさぐことは

許されないと。

そして、大人のはっきりした異常や

肉体的な病気でも精神の不調でもその人の

幼児期に関係があると言っています。

では、この水路を逸脱した状態から回復するには

どうすればいいのでしょうか?

その前に逸脱した状態が具体的に

どのように現れるかというと

 

強い子どもたちには

わがまま

乱暴

反抗的  

 

などが、

 

弱い子どもたちには

無気力

消極的

怖がり  などがあります。

(マリア・モンテッソーリ著 『子どもの精神』参考)

逸脱した状態から回復するには

このような状態から正常化※するには、

一つの作業への注意力の集中が必要です。

(※逸脱した状態から回復して正常な状態に

戻ることを正常化といいます)

そのためには、環境中に

・その子どもに合った作業ができるものがあることと共に

逸脱して流れる成長のエネルギーの川が

元に戻っていけるように

・環境の一つでもある大人が障害にならないために、

子どもを一人の同じ人間として認めること、

子どもは自立に向けて自分で自分を育てる力を

持っていると信じることが大切です。

まず、認める具体的な行動として、

「○○できたね」と

出来たことをありのままに

口に出してあげるのも良いです。

そして、その存在を喜ぶこと。

 

そのためには、子どもが産まれた時の喜びを

思い出してみてください。

もしかすると

今は可愛くないかもしれませんが

それは、日々の生活でママやパパも疲れて

しまっているので、見えなくなっている

だけです。

 

子どもを叱ってしまっていたのも

「ちゃんと躾なきゃ」という

もともと子どもを思う気持ちからなのだから

「敏感期」なんて知らなかったのだから

仕方ないです。

 

だから決して自分を責めないでくださいね。

ママやパパが自分を責めていると

子どもはママやパパのことが心配になります。

 

子どもが見たいのは

ママやパパの笑顔なのです。

 

そして、想像してみてください。

 

もしも今、目の前にこの子がいないとしたら

想像できますか?

そんなこと考えられないのではないでしょうか?

ではその、大切なお子さんが産まれた時の喜びを

お子さんに伝えてあげてください。

子どもはそれだけで嬉しいものですよ。

そして、

パパやママも子どもでした。

みんな喜ばれて産まれてきたのですよ照れ
ママもパパもそのままで素晴らしい!
自分をそうやって自分を認められるとお子さんのことも
認められるようになります。

いや、そんなふうに思えない、

自分を認められないという方はどうすればいいか、

これはモンテッソーリではなく
親子のカウンセリングをヒントにやってみて
良かったことですが、次の投稿でお伝えします。
ただし、必要な方にだけお伝えしたいのでこちらのフォームより
ご連絡ください。自動返信にてパスワードをお伝えします。
そうして、敏感期に合わせて準備した環境で
お子さんが自分で選んだ作業にに集中できたとき、
逸脱状態からの正常化が起こります。
作業は特に本物の作業を子どもは好むと
モンテッソーリも言っています。
なぜなら、それが自立につながっていくからです。
なので、モンテッソーリの日常生活の練習は
実際のお仕事をやらせてあげると
子どもは、自立に向けて確かな力をつけられます。
お料理・裁縫・掃除・DIYなどいろんな
実際の作業をやってみられるとよいでしょう。
子どもがやりたがることを、
子どもの手に合った道具で
ゆっくりとやってみせて、
「やってみる?」と聞いて
「やってみる」と言ったらやる。
やらないなら押し付けない。
やり方が間違っていても直接訂正しない。
繰り返し集中してやって身につける。
それが子どもの自信になります。
逸脱から回復させます。
モンテッソーリは、その様子を
「正常化」と言いました。
どんなに悪い子のように見える子どもでも、
もともと悪い子なのではなく、
本来の良さが見えなくなっているだけなのです。
逸脱した子どもが正常化するには、
集中できるものがみつかるまでしばらくかかるかもしれませんが、
子どもの力を信じて環境を準備してあげてください。
そして、集中できるものが見つかったときには、
子どもが自分からやめるまで、
不用意に声を掛けたりしないことが大切です。

まとめ

・イライラを無くすには、子どもの見かたを変える

小さなこどもがやっているいたずらに見えることはいたずらではなく
自分を成長させるためにやっている。

・「敏感期」のエネルギーがさせること

自分を発達させるための、自然のプログラムに従って
やっていることなのでそのエネルギーは止められない。

・「敏感期」のお仕事を十分にできないと子どもは逸脱する

「敏感期」のお仕事を止めようとするとそのエネルギーは川の水が

障害物にぶつかったように逸脱する。

・逸脱した状態から回復するには

自分で選んだ一つの作業に集中すること。
そのためには敏感期に合った道具や教具が環境にあること。
また、・環境の一つでもある大人が障害にならないために、
子どもを一人の同じ人間として認めること。 
子どもは自立に向けて自分で自分を育てる力を
持っていると信じることが大切。
大人も自分を認めて子どもに笑顔を向けること。
子どもが集中できるものを見つけたときは

自分でやめるまで不用意に声をかけたりしない。

こどもの力を信じてあげてくださいね。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございましたニコニコ