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幼児期に身につけたい力

【12月の活動の様子】

12月のお教室での活動の様子

 

今日は12月の様子をお伝えします。

今月はクリスマスのオーナメント作り
かわいいオーナメントが出来ました。

 

また、菊地清さんの絵本「サンタの
おまじない」からサンタさんの
プレゼントの野菜におまじないを
掛けるといろんなものに
変身するストーリーを参考に

野菜を準備しておくと
やりたい子は

「全部作りたい!」

と真剣に集中して取り組んでいました。

ピーマンが変身して出来たツリーに
雪を降らせるのに

「わかった!」

と穴あけパンチで作った紙を使って
上手に雪を表現していた子もおられて
素敵なツリーの貼り絵が出来ていました。

毎回水彩画を描きたい子もおられて
アート的な活動をいろいろ楽しんだ
子どもたちでした。

描き終わったら自分で乾かして

帰る前に自分で取って持って帰ります。

 

感覚教具の色付き円柱は
少しずつ太さや高さが変化するものが
4種類あります。

今回はそれぞれの違いを
感じてもらいたいと
4種類を一度に出してみました。

 

円柱さしのゲームは
お友達と一緒に出来る楽しい活動です。
こちらも微妙な差異を
見分ける目を養う活動です。

 

実体認識袋は2つの袋に同じ物が入っており
中の物を見ないで
先に出された物と同じものを
指先の感覚で見分ける活動です。
Kちゃんは全部当たりで
「やった!やった!」ととても嬉しそうでした。

 

小学生さんに準備した分数の教具ですが
クリスマスの後は
「クリスマスケーキ、どんなふうに切った?
何人家族かな?」と小さいお友達にも

「覚えなくていいからね」

と楽しく分数の紹介をしました。
まだ詳しく理解出来なくても
小さい頃に聞いたことって
覚えていることが多いですよね。

教えるのでなく楽しくお話するのが
いいですね。

どの○も

「全部これ(1の○)と同じ!」
と大切なことに気付いてくれたYくんでした。

 

最近かえるを飼いはじめたKくん
かえるの部分名称のスタンプを
キャビネットから自分で探し出して
やっていましたよ。

 

簡単に作れて手や指先をたくさん使う
お菓子「きな粉棒」作り。
見かけはあまり良くなくて始めは

「作らない」

と言った子も美味しそうな匂いに

「やっぱり作る!」

と、やってみて美味しく食べていました。

きな粉と蜂蜜を同量くらい
(若干きな粉多めで)
量りでポリ袋に量り
空気があまり入らないように閉じて
モミモミします。

そのうちよく混ざって固まり
ポリ袋から剥がれるような感じに
なってきたらまとめていって
出来上がりです。

いつまでもベタベタしていたら
きな粉を少し足します。
いつまでも粉っぽくて固まらない場合は
蜂蜜を少し足します。
そしてまたモミモミします。

 

簡単に出来てヘルシーなお菓子ですので
よかったら皆さんも作ってみて下さいね。
こちらはまだの方もおられるので
また1月にも続けて準備します。

 

年明けには、さつまいものホットケーキ作り
を予定しています。
(1部12月に行った方も
おられます。様子は1月と一緒に
お伝えします)
そのためにさつまいもの
さいのめ切り」の練習をしました。

来月のホットケーキ作りが楽しみです。

 

 

1歳前後の赤ちゃんでも
大人が思うよりずっと登る力があることが
多いです。
私も始めはびっくりしましたが
我が子がスロープを登る所を見て
驚かれる方が多いです。

登ることが出来る環境を
ぜひ準備してあげるといいですね。
今日の出来たことはまた
明日出来ることに繋がって行きます。

 

 

ゴッドアイ作り

 

とにかくお箸が使ってみたかった様子の
Kくん。

 

 

 

 

他にも様々なお仕事に取り組んだ
子どもたちでした。

 

今年も1年お通い下さった
生徒さん保護者の皆様
教室の活動へのご協力や
送迎・付き添いなど
ありがとうございました。

元気に年末年始を過ごされますように!

 

また、教室の活動にご協力下さった皆様
投稿を見て下さった皆様も
ありがとうございました。

 

少し早いですが、

よいお年をお迎え下さい。
また来年もよろしくお願いいたします😌

【10月の活動の様子】

10月のお教室での活動の様子

 

今日は10月の様子をお伝えします。

 

太陽系の惑星の紹介がパワーアップしました

まずは左上の写真
「太陽系の惑星の紹介」で
惑星のフィギアを使って今までも
紹介していたのですが
太陽の周りを回っている様子を
見せるのが
小さなフィギアでした(下の写真右下)。

でも、宇宙のスケールの大きさが
少しでも感じられるものがあればいいなと
思っていましたら、
とてもきれいな画像をいただきました
(※1)ので大伸ばしにして
使わせていただきました。

こうして、フィギアを手に持って
軌道の上を大きく動かせるようになり
子どもたちの印象も大きくなると
思います。

 

芸術の秋

秋といえば「芸術の秋」
ということで、アート的な活動も
行いました。

1枚目の右下の写真と、次の
左上の写真は「秋の木」の
様子を描いてみようということで
お子さまによってフィンガ―ペイントや
スタンプペイントで描いてみました。

また、1枚目の左下写真のように
季節のテーブルを準備して
秋の木の実や葉っぱなどに触れてみました。
どんぐりと「どんぐり図鑑」を
見比べて「これは何のどんぐりかな?」
と調べてみたり、
私にどこで拾ったのか聞いて
拾いに行かれた方もおられて

たくさん自然に触れるきっかけに
なったようで嬉しかったです。
自然の中で「不思議」を感じること
たくさんの感覚に触れることは
子どもの学びや成長にとって大切です。

 

そして、10月は「色相環」のコーナー
も準備しました。
上の写真右上と左下です。
スポイトで点の上に同じ色水を
たらしていきます。指先を
たくさん使います。
多くの子どもたちが集中して
活動していました。

つまようじで一混ぜして
最後に和紙をかぶせる時は
ドキドキです。
和紙にしみこむきれいな色に
思わず「わぁー、きれい!」と
声をあげるお子さんも
おられました。

また、水彩画を描かれる
お子さんもおられました。

 

日常生活の手仕事に集中する子どもたち

深く集中して手作業を繰り返すことが
全人格的成長に繋がると言われています。
お家でもお子さんが集中している時には
出来るだけそっと見守ってくださいね。

 

言語の活動

小さいお子さんは実物やフィギアに
触れながら、物の名前を学びます。
(右上)

他は彫り文字なぞり(左上)
濁音の紹介(左下)
「物と名前カード」(右下)

数の活動

遡っていちばん始めの写真右上は
金ビーズで4桁のたし算の復習を
しておられる様子です。
復習ですが少し新しいこともでてきます。


そしてこの、くるみを並べている

写真は「0あそび」と言って
0の概念を学んだお子さんが
それを定着させるための遊びです。

普通はカードに書いてある数の
くるみを取るのですが
Aくんは年長さんなので
これをアレンジして
自分が取ったくるみを合わせると
いくつになるか数えて
たし算の活動にしていました。

こうした実物に触れながら
合わせたり取ったりして
数を数える経験が後の抽象的な
数字での計算の理解のために
不可欠です。

モンテッソーリ教育では
金ビーズや切手あそびをはじめとして
たくさんの実物に触れる教具が
あります。

左下は算数棒、右下は
教具ではありませんが
かえるの天秤です。
右上は砂数字板です。
砂で書かれた数字をなぞって
眼と指先で感じています。

 

これは小学生さんの活動
十項式のカード並べの後
数を数えるのに使ったテーブルで
「色ビーズの平方」の数を
確かめてから
色ビーズ(棒)と金ビーズを使って
一つ大きい平方を作る活動を
しました。
すると、共通点が見えてきます。
わかりますか?

あ、これって!て
気付いた時、私は感動しました。
(a+1)^2=a^2+2a+1
になっていますね!
Sくんは3年生なので
この式を紹介しましたが
次回もう少し詳しく説明しようと
思います。

※こちらはモンテママさんのブログを
参考にさせていただきました。

 

その他、感覚教具や文化教育・
日常生活の練習の活動等

上の2枚はローマのアーチ
出来上がって支えを外す時、
落ちないかドキドキします。
でも落ちないの。不思議ですね。

 

(左上)「先生、人間の骨って
200本もあるんだよ!」
と教えてくれたRくんには
骨格標本の模型を紹介しました。
(右上)年少さんのHちゃんですが
お姉さんやお兄さんがやっていた
人体模型パズルがやりたくて、
結構難しいので、自分でママに
「手伝って!」とお願いして
ママと一緒に完成させられました。

(左上)ふと訪れた集中。
深く集中しているのがわかったので
床の上でやっていたけれど、そっと
見守りました。2層の動物パズル
結構難しいのですが
求められて少しヒントを出しただけで
最後まで完成させられました!

(右上)最近、掛けるお仕事が
好きなHくん。嬉しそうですね。

(左下)難しいきりんの折り紙
最後まで頑張りました。

(右下)マグネティックキューブ
「見本と違ったやりかたでキューブが
出来た!」

 

(左上)初めての「コーヒーを挽く」
お仕事。力がいるけれど
頑張りました。

(右下)お水をこぼしたお友達の
様子を見て拭くのを手伝ってくれた
お友達。写真は2人だけですが
お兄さんも小さいお友達も
協力してくれました。
みんなで助け合えるって素敵ですね。

 

10月もたくさんの様々な活動の
姿を見ることが出来て嬉しかったです。

 

※1:元JAXAのゆうこ博士より
いただきました。
ありがとうございます。

 

11月~12月体験会募集中です!

1月・4月入会に向けた体験会
募集中です!

詳細はこちらより

申し込む

お待ちしております。

 

【9月の活動の様子】

9月のお教室での活動の様子

 

今日は9月の様子をお伝えします

先月までに宇宙の始まりから太陽系
地球儀や大陸の紹介をしていた
小学生さんや年長さんなどのお友達と
地球の内部構造を粘土で作って学びました。

粘土を薄く延ばして中の粘土を包むのに
苦戦したお友達もありましたが
みんな作ることが出来ました。

出来上がった地球を糸で切って
中がどうなっているかドキドキ!

みんなきれいな層になっていて
「地殻・マントル・外核・内核」
も学びました。

まだこれからのお友達もあります。

 

 

9月は松ぼっくりに雨が降るとどうなるか
霧吹きで雨を降らせて観察するコーナーを
設置しました。

霧吹をしてもすぐには変化は無いのですが
「時どき観察してみてね」と言うと
みんなしっかり見て、変化しているのを
教えてくれました。
変化は右下の写真を見るとわかりますね。

その後、別の日に公園で松ぼっくりを
観察されたり、拾いに行かれた方もおられて
それも嬉しいことでした。

自然の中でたくさんのものを見たり触れたり
不思議を感じることはとても大切です。
思考力に繋がります。

 

「幾何たんす 多角形」
図形板→べた塗のカード
べた塗のカード→太線のカード
太線のカード→細線のカード
と、具体から抽象へ少しずつ
進みますが、お子さまに応じて
Aくんなら べた塗から細線まで
進めるだろうとやってみました。
最後まで進んで図形板で
答え合わせまでできました。

 

1年生のYちゃんと金ビーズで「たし算」
をしました。
1年生なら学校でたし算は習いますが
4桁のたし算はまだです。

今までYちゃんとは金ビーズで数の構成や
両替などは行ってきましたが
本人の様子を見て、たし算はまだでした。

このたし算は幼児さんでもできますが、
本人の興味が無いのにやっても
あまり意味がありません。
むしろ嫌になってしまうこともあります。

興味が出てきた時にやることによって
さらに興味を持ったり、楽しく学ぶことが
できます。
「1年生でも4桁のたし算ができた!」って
嬉しくなります。
Yちゃんにもその時が来ました。

モンテッソーリ教育は早期教育ではなく
適時教育です。

 

「算数棒」1~10を
連続数で数えます。
数量の違いを長さや重さの違いでも
感じることができます。

始めは数をこのように具体的に感じる
ことが大切です。

 

 

彫り文字なぞり

 

恐竜の型抜き(カルコ)

 

ハートバック

 

ふと、静かになったと思ったら
「S字フック」に全集中!
こんな時は話しかけてはいけません。
もちろん他のお仕事でも同じです。

 

左上は新しく導入した
ピックラートライアングル
高さが調節できるので小さなお子さんでも
上ることができます。
ボルダリングもできるので
手で掴む力も鍛えられます。
はしごを上るのもスロープとはまた
違う力やバランス感覚を使います。

今までのスロープとどちらも使って
行こうと思います。

 

左下は「小さな黒板」
前は難しかった「え」が上手に書けたので
嬉しくて
下の文字を外したのを見せてくれたのが
下の写真です。

 

2つ上の写真の右下はトンネルですが
他にも粗大運動の用具もあります。

幼児期は体もたくさん動かして
筋肉や体幹、バランス感覚などを育てていく
時期です。粗大運動と微細運動
どちらも大切にしたいと思っています。

ピーナツ型のバランスボール


(こんな使い方も!)

トランポリン

 

お手玉を投げる

のような粗大運動もできます。

 

11月・12月体験キャンペーン!!

以下の日程で体験会を行います。
(日程追加しました)

11月 4日(月) 10:15 予約済

11月10日(日) 13:45

11月11日(月) 13:45 予約済

11月24日(日) 13:45 予約済

11月24日(日) 16:00

11月25日(月) 13:45

11月30日(土) 10:15

11月30日(土) 13:45

12月 9日(月) 10:15 予約済

 

各回1組

費用:通常1500円→500円に!
(費用は入会金よりお引きします)

詳細はこちらより

申し込みフォーム

【7月の活動の様子】

2024年7月のお教室での活動の様子

今日は7月の様子を主にお写真でおつたえします。

夏は海の季節!ということで
貝殻やひとで
サンゴなどに
触れるコーナーを設置しました。

様々な物に触れて
感触を確かめたい子どもたちは

興味を持って触れていました。

 

「宇宙と星の誕生」

小さな宇宙を作ります。

 

「宇宙と星の誕生」が終わったお友達は
「太陽系の惑星の紹介」の後
陸と海の地球儀で「地球の紹介」から
「陸、海、空気の紹介」へと進み
私たちの住む地球を構成している
三つの要素を紹介します。

モンテッソーリ文化教育はこのように
まず始めに一番大きな「宇宙」を与え
そこから順番に小さい方へと進んでいきます。

 

教室に掲示しておいた「世界の鉱物」の標本に
興味を持った小学生さんに
世界の鉱物を紹介しました。

 

 

 

 

恐竜の3Dパズルは組み立て結構大変で
気を付けないとくずれてしまうので
集中力を要しますが

組み立てられて満足した様子でした。

 

それから
私は以前から粗大運動もとても
大切だと思っていましたので
教室には粗大運動の用具もあります。

今まで様子をあまり
お伝えしていませんでしたが

この本を読んでやはり
粗大運動は大切だったと

今までの思いが
証明されたと思いました。

この本
あの「スマホ脳」の著者で精神科医の

アンデシュ・ハンセンさんです。

そして3年前に描いたこのブログ記事
「スマホ脳」を読んだ後に書いて

ました。
この記事の中でも伝えていますが
私は自分の子どもの頃の経験から
子どもにとって、楽しく体を動かすことって
とても大切だと感じていたのです。
そしてそれを座ってする活動の前にすることで
集中力がアップすることを体感していたからです。

なので今日は粗大運動の様子もお伝えします。

この他にもトンネルと
バランスディスクもあります。

特にこの地域では車社会で
教室の前もドアtoドアで歩くことが

少ないです。

できれば教室の前には
公園で10~30分程楽しく体を動かしてから
来られると集中力もアップすると思います。

でも、この季節は暑くて
外にいるだけで大変ですね。

外でできなくても体を動かしたい時は
粗大運動の用具もありますから
ご安心くださいね。

「今、やりたいこと」が子どもを伸ばします。

【11~12月のお教室の様子】

1,11月~12月の教室の様子

11月からのお教室の様子を主にお写真で
お伝えします。

かけ算板 
小学生さん今習ってる九九を教具で確かめています。
やっぱり「わかりやすい!」と。

 

スライム作り、自分の作ったきれいな色のが出来て嬉しい!

 

世界の動物カード

 

 

「鍵の箱」
南京錠にとっても集中しています。

 

 

「圧覚筒」押す時の圧が段階的に変わっています。
「同じ」を見つけます。見かけによらず楽しいです。

 

 

構成三角形
「等価」を感覚的に知ります。

 

年長さんの活動
繰り上がりのあるたし算

 

 

 

長さの棒で「しかくをつくったの!」

 

大きなじゅうたんも「じぶんではこべる!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はじめての縫いさし。
小さい人はセロハンテープで止めて
完成です。

しっかり出来ました。

 

2,クリスマスの活動

写真を撮れたのが少ないのですが、
クリスマスの活動も行いました。

これ、わかりにくいですがリースの縫いさしなのです(((^_^;)

 

松ぼっくりツリー作り
ツリーの貼り絵なども行いました。

 

 

他にも、この期間にさつまいもの
ホットケーキ作りも行いました。

こちらをごらんください。

さつまいものホットケーキ作り II

今年の活動は昨日で終了しました。
子どもたちがさまざまな活動を通して
成長していく様子をそばで
見させていただくことができて
嬉しかったです。

とても暑かった夏の日や、雨の日
雪の積もる日も送迎・付き添いしてくださった
保護者の皆さまありがとうございました。

 

また来年もお子さまと一緒に
さらに良い活動が出来るように私自身も
ブラッシュアップしていきたいと思います。

 

これでこちらでの今年の投稿は最後となります。
皆さま良い年末年始をお過ごしください。

 

また来年もどうぞよろしくお願いいたします。

さつまいものホットケーキ作り

おいもほりしたさつまいものホットケーキを作っています

 

10月半ばにお芋ほりでとれた
さつまいもを使って、
年中さん以上の方からホットケーキ作りを
しています。

さつまいもを切って

 

粉と牛乳をはかって
ホットプレートを予熱しはじめ

 

混ぜて

 

 

さつまいもを合わせて
たねが完成です。

 

予熱したホットプレートに油をひいて

(黒いところは熱いから絶対に触らないことを
先に伝えています。それでも、みなさん
返す時に1回は少し触れてしまい「熱っ!」て
なるのですが、その時はすぐに冷やせるように
保冷剤を準備しています。
熱くても少しくらいならすぐに冷やせば大丈夫
まず、すぐに冷やすという対処を学ぶ
ということも大切な経験だと考えています。
年齢によっては一緒にやることもあります)

 

たねを掬ってホットプレートに乗せて焼きます。

 

返すのはちょっと難しそうでしたが
ちゃんと自分で返して焼けました。

 

出来たらお皿にのせて完成です!

私は2枚分に分けて焼くように提示
したけれど

出来上がったホットケーキは
大きな1枚だったり
2枚だったり
大きいのと小さいのが出来たり
子どもたちは自分で考えながら
作っていました。

 

 

ホットケーキを作り始める前に
一緒にテーブルの 準備をしておいたので
出来たらすぐに食べられます。

 

こうした経験を繰り返し
失敗もしながら自分でやることが
段取り力にも繋がります。

 

 

自分で作ったのは格別ですね!

 

 

2歳以上の方は、順にやる予定ですが、
小さい方はその前に日常生活の練習

 

「包丁を使って切る」や

 

「注ぐ」(量線まで注ぎます)、

 

「色砂のあけうつし」をしてからです。
(もう少し練習しましょう)

2歳さんは包丁で切る代わりに
マッシャーでつぶす予定です。

 

楽しみにしていて下さいね。

 

最近のお教室の様子 2023年8月~10月【富山県/となみモンテッソーリこどものいえ】

となみモンテッソーリこどものいえ

モンテッソーリ幼児・こども教室では
子どもたちがどんな活動をしているのか

 

【最近のお教室の様子】をお伝えします

お教室には0歳(しっかりお座りできる頃)から参加可能です。
現在は1歳~7歳(小2)のお子さままで
お通いいただいています。

 

0歳~3歳のお友達

小さいお子さまは主に
『日常生活の練習』
(握る・つまむ・押す・落とす・引っ張る
貼る・めくる・のぼる・くぐる(這う)などの基本運動や
写真はありませんが鈴や太鼓・木琴など
音の鳴る楽器(振る・ばちでたたく・聴く)
に取り組まれています。
これは変わらないのですが、

特に0歳~1歳半頃のお友達の一人は

 

8月はじめにはスロープを両手に物を持って上るのが
ブームだったのですが、

坂道を両手に物を持って上がることで
足腰・体幹・特に平衡感覚を
発達させているところですね。

前回も触れましたが
これも前庭覚(前庭感覚)という

姿勢の維持・調整などのための
感覚を養っていますね。

お教室の床は柔らかいので
転がってもほとんど痛くないので
安心して見ていられます。

このお子さまが、10月には
随分座って手を使ったお仕事の時間が
増えてきました。

10月はじめのお教室では「チップ落とし」が
まさに敏感期のお仕事だったようです。

ママは
「最近よくお財布から免許証や
クレジットカードが消えて探したら
フタつきのごみ箱のような形の容器に
入っているんです」と
言っておられたのですが、

このお子さまがチップ落としを始めると
とっても集中して落とし続け、
終わったら
「ふうっ」と一息ついて
ニッコニコの笑顔を
見せてくれました。

敏感期(一人一人にあるその時期に一番
伸ばしたい能力を獲得するための行動を繰り返す時期)
のお仕事を十分にできた
満足の笑顔だったのではないでしょうか。

こちらはピンクタワーに真剣に集中して
取り組まれた2歳さん。

ここまでも、途中間違っていると思ったら
自分で積み直してここまで出来て、
最後まで出来た!と喜んだら
まだ後ろにあったのですが、
また後から積み直すことが出来ました。

まだ完璧ではなくてもいいのです。
この、真剣に集中している表情
これが大切です。

 

9月に取り入れたマトリョーシカは
多くの子どもたちに人気です。
手首をひねって回す運動にもなり
大きさの順番に並べる秩序感が
子どもたちは大好きなのですね。

並べた後、重ねるのに順番にしないと何人も
出来てしまうので、子どもたちは
一生懸命考えて重ね直しています。

 

3歳以上のお友達

この教具は私の手作りなのですが、
「掛ける」お仕事で
このポンポンのついたストラップが揺れるので
回してみて遠心力を感じているところです。
こういう「不思議だな」と感じてやってみること
それを味わうこと、大切にしたいと思っています。

 

構成三角形という教具は5種類の箱があり
三角形は全ての多角形の元になることを
感じる教具です。
これは第1箱で、2つの三角形を
組み合わせて四角形を作ります。

例えば第3箱は2枚の三角形と
3枚の三角形と、4枚の3角形から
同じ一つの正三角形ができます。

いろんな不思議を感じてくれるといいなと
思います。

 

こちらは算数教育の両替遊び(銀行ごっこ)
1~1000までの金ビーズを使って
両替の規則や位取りを学んでいます。

算数というと難しく感じますが、
具体物を使って遊ぶように学べるところが
モンテッソーリ教育の素晴らしさだと思います。
だから幼児にも無理がないのですね。

 

10月には里芋の葉っぱをいただき
スポイトで水をかけて実験し、
水がはじいてすべるのを観察しました。

ジェットコースターのように予測不能な動きをするのが
面白くて、不思議で、何回も繰り返されていました。

 

こちらは多角形の角の数を色ビーズで数えて
それぞれの角のビーズが同じ数になるように
色ビーズを合わせる活動。

楽しみながら1桁のたし算を学んでいます。

 

本物の包丁を初めて使った3歳のTくん
真剣に集中して
慎重に包丁を動かしておられました。
おいもはやわらかくしたものです。

心配そうだったパパも
「出来ましたね!」と喜んでおられました。
使ったおいもはお芋ほりで掘ったものです。
(お芋ほりの記事はアメブロに書きました)

包丁を経験しておられる方は
お芋入りのホットケーキを作った方もあるのですが
まだこれからの方もおられるので
そちらはまた記事にできればと思っています。

 

その後Tくんは「少し難しいかな」と思う3層のパズルに
挑戦して、とても集中して試行錯誤して
途中呼ばれたので少しヒントを出しましたが
最後まで完成させられました。

この後、もう一つの海の生き物のの
3層パズルにも挑戦。
さっきの「出来た!」という気持ちが
Tちゃんをより集中させているように
感じました。

そしてなんと、二つ合わせて約60分も
集中してやりとげられました。

幼児の集中力は普通年齢+1分あればいいと
言われていますからこれは本当にすごいことです。
素晴らしい集中力に関心してばかりの

私でした。

 

お知らせ

となみモンテッソーリこどものいえ
11月~12月に体験会を行います。
詳しくはこちらをご覧ください。

 

それから、
11月3日(金・祝)に
富山市総合運動公園 屋内グラウンドで開催される
ママスキーさんの
「習い事マルシェ」に出展します。

マルシェ出展は初めてなのでドキドキですが
ぜひ遊びに来てくださいね。

 

長くなってしまいました。
最後まで読んで下さり
ありがとうございました。

 

 

 

 

最近のお教室の様子 2023年6月~7月

となみモンテッソーリこどものいえ

モンテッソーリ幼児・こども教室では
子どもたちがどんな活動をしているのか

 

【最近のお教室の様子】をお伝えします

お教室には0歳(しっかりお座りできる頃)から参加可能です。
現在は0歳(11カ月)~7歳(小2)のお子さままで
お通いいただいています。

5月~6月に移転記念の体験会を行い
まだ後から体験の希望をいただいております。
ありがとうございます。

新しいお友達もお教室に参加くださっています。

 

0歳~3歳のお友達

小さいお子さまは主に
『日常生活の練習』
(握る・つまむ・押す・落とす・引っ張る
貼る・めくる・のぼる・くぐる(這う)などの基本運動や
写真はありませんが鈴や太鼓・木琴など
音の鳴る楽器(振る・ばちでたたく・聴く)
に取り組まれています。
特に0歳~1歳半頃のお友達は
楽器が大好きです。

手やスプーン・トングなどでのあけ移しも
これからです。

 

「チップ落とし」
現在は少し押し込む感じにしています。
手首の角度の調整や
押し込む力が必要となります。

 

「スロープ」
全身運動です。
この時期は大きく体を動かすことで
全身の筋肉や神経を発達させていきます。
坂道を這って上がることで腕や肩
足腰・体幹・平衡感覚など様々な部分を
発達させます。

また、さまざまな姿勢ですべることが
できます。
これにより前庭覚(前庭感覚)という
姿勢の維持・調整などのための
感覚を養うことができます。

姿勢の崩れが気になる方など
どなたでも少し大きくなってからでも
使うことができます。

 

「トンネル」
これも這うことで腕や肩、足腰
体幹など様々な部分を発達させます。
また、トンネルの中で動くことで
自分の身体がどこまであるかなどの
ボディイメージを育てます。

「回す」
速く回せるようになるには
眼で見たスピードに合わせて
手を動かす必要があり
眼と手の協調運動の練習になります。

 

 

2歳~3歳頃になると
『日常生活の練習』に加えて
『感覚教育』のための感覚教具にも
楽しんで取り組んでおられます。
感覚を洗練するための教育です。
また、写真はありませんが
『言語教育』にも少しずつ
取り組んでいきます。

 

「包丁を使って切る(玩具)」
この年齢ではまだ玩具で行っています。
この活動は、みんなママやパパがお料理するのを
見ていて、食べることにつながっているのを
知っているので、好きなお子さまが多いです。
自立に向けた活動だとわかっているのです。

毎回この活動をされるお子さまもおられます。
この繰り返しが大切で、繰り返す中で力がつき
一つ一つの動作が徐々に洗練されていきます。

 

「じゅうたんを巻く」
小さいお子さんにとっては

全身運動です。

 

 

 

 


「穴を開ける」
穴を開ける針で紙に穴を開けます。
3本の指で持って点の場所に合わせて
穴を開ける。鉛筆を持つ手や
縫いさしの活動に繋がります。

 

 

 

ここからは『感覚教育』

次の動画は少し音が出ますが
出来たときの「できた!」という喜びが

伝わってとても可愛いので
ぜひ再生してごらんくださいね(^^)

「円柱さし」


繰り返した後は自分でしっかりお片付けも
できました。

 

「色付き円柱」
「じゅんばんにつむよ」とやって見せますが
順番にできなくても大丈夫。
自分で出来る時がきます。

 

「幾何たんす」
しばらく前から〇△☐に興味がある
様子でしたので提示してみたら
やはり興味を持って活動されました。
いろいろな図形を知るための活動です。
また、目と手の協応動作を洗練し
図形板を指でなぞることで
文字を書く準備にも繋がります。

 

3歳以上のお友達

3歳以上のお友達は

『日常生活の練習』『感覚教育』『言語教育』
に加えて『算数教育』『文化教育』にも
取り組まれています。

 

「包丁を使って切る」
3歳以上では本物の包丁を使います。
お家でも取り組めますね。

 

 

 

 

 

 

「市松模様の紙」
始めに砂文字板の文字を指でなぞってから
紙に鉛筆で書きます。

 

 

 

 

 

「ライフサイクル」
同じ生物の図鑑なども同時に見られるように
そばに開いて準備しています。

 

お教室で子どもたちは
自分で選んだ活動を
楽しんでいます。

 

(ここからは前回の繰り返しになります)

モンテッソーリ教育の成果は
すぐに目に見えるものではないかもしれませんが、

子ども達は自立に向けて今必要な活動を繰り返し
ています。それがしっかりとした土台を
築くことに繋がっていきます。

 

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教室でのお仕事は子どもが決める、それも子どもの大切なお仕事

モンテッソーリ教育では

お教室でも、お教室でなくても、

自分のお仕事(遊び・学びなど)は

子ども自身が決めます。

 

(常設の制作コーナーで制作中

姉妹でお通いのお姉ちゃんです)

 

 

ですが、特にお教室中に、

折り紙やお絵描きなど、

家でもできることをしておられると

 

 

お家の方の多くは

「ここでしかできないものにすれば」

と、言いたくなる方もおられるのでは

ないでしょうか。

 

どなたかに限ったお話しではありません。

 

(可愛いものができそうです)

 

 

ですが、大切なのは

「今、やりたいことをやること」です。

「今、やりたいこと」が

敏感期のお仕事なのです。

 

 

どうしても勧めたければ

区切りのいいときに勧めてみるのは

かまいませんが、

 

「これ、面白そうだけどやってみない?」

のように子どもに選択権を与える

聞き方で聞いてみてください。

 

(妹さんは「鍵の箱」で南京錠をあけられた!
この後妹さんも制作を始められました)

 

選ぶのは子どもです。

「自己選択」

も大切な子どものお仕事です。

 

 

そして、この

「自己選択」「自己決定」が

人生の幸福度に大きく関わっていると

いうことです。

 

 

例えば、

自分で今日はこの中から着る服を選ぼう

と思っていたのに

誰かに全く違うものを

「これにしなさい」って言われたら

私なら嫌です。

あなたはどうでしょう?

 

 

そして、他人に決められた人と

結婚したくはないですよね。

(話が飛躍しすぎですか(;^ω^)

 

 

でも、確かに

人生の幸福度には関わっていそうです。

 

 

なにより、自分で決めたことであれば、

責任は自分にあるので、

結果を体験して、

失敗しても次の行動への学びになります。

 

 

このように小さい頃からの

「自己選択」の繰り返しが大切です。

 

 

「自己選択」を繰り返すことで

経験が蓄積されて、

何かを選択する時に、

より素早く意志決定できるように

なるのではないでしょうか。

 

 

人は日々の生活の中でも

何か新しい問題にぶつかった時

似たようなことをどうやって乗り越えてきたか

今までの経験を参照して

乗り越えようとしますよね。

 

 

全く似たような経験がなければ、

人に相談したり、検索したり

本を読んだりします。

 

それもひっくるめて大切な経験です。

自分で決めて、自分で経験したことは

すべて経験値となり無形の財産となります

 

 

大人になって仕事をする上でも

スピード感を持って

自分で決めて行動することは大切ですね。

そんな時にそれまでの経験は役に立ちます。

 

 

こんなふうに

小さい時からの

「自己選択」「自己決定」は

 

「自立心」や「主体性」を

育むために大切であり、

主体的に生きることが

「幸福度」の高さにも繋がって

いくのではないでしょうか。

 

 

お教室でもぜひ大切にしてくださいね。

(但し、お子さまの選択が

大けがに繋がりそうなときや

他の子の活動を妨げる時には

止めることも必要です)

 

 

 

 

 

赤ちゃんや幼児のチャイルドシート 長時間のせる時気をつけたいこと

コロナが収束してくると、ちょっと遠出をしたり、

遠くの家族に会いにいったりしたくなりますね。

 

コロナ禍で一人で出産、ずっとほぼ一人で育てていたなんてママは、「ほんっとうーーーに」大変でしたよね。

私も、子どもが4歳半頃の時に主人の転勤でこちらに来て主人の実家に住むことになりましたが、

それまでは平日はほぼ一人で見ていたので、ワンオペのしんどさはわかります。

ですが、このコロナ禍の大変さはまったくその比ではなかったと思います。

ちょっとの買い物もコロナが気になる、赤ちゃん連れて出歩くのはもっと心配だし、

支援センターも予約が必要になってたり、たまには外食したいと思ってもやっぱりコロナが気になる・・・

ほんとうに大変でした。

やっと、やっとこんなに少なくなってきたのだから、ぜひちょっと遠くのおじいちゃんおばあちゃんにも

久しぶりに孫の顔を見せてあげて、ママも少し息抜きできるといいですね。

 

ただ、その時にちょっと気にかけてあげて欲しいことがあります。

赤ちゃんを車に乗せるときは安全のため、もちろんチャイルドシートにのせなければなりません。

(このグーの手がなんともカワイイ^^、だけどベルトしてないのはきっと停まってるから。停まっているときはいいけど、走る時はちゃんとベルトしめてね)

だけど、あまり長時間シートにしばりつけたままにするのは赤ちゃんの発達には良くないということです。

赤ちゃんや小さい子どもは身体を動かすことで発達させていきます。

なので、遠出の時には、1時間に1回くらいは休憩してチャイルドシートから下ろして

10分くらいでも体を動かせるようにしてあげられるとよいと思います。

もちろん車が走っている間はしっかりチャイルドシートのベルトはしめてあげてくださいね。

 

こんなふうに泣いて嫌がったとしても、

車に乗る時はチャイルドシートに座って、安全のためにしっかりベルトをしめなければならなこと、そうでなければ車には乗れないことを言い聞かせて、

しっかりベルトをしめてあげてくださいね。

 

そして、車の振動が気持ちよくて眠ってしまうお子さんも多いと思いますが、

起きているときは、話しかけたり、歌をうたったり、手遊びしたりしてあげられると

とても良いと思います。

手を使って遊べる小さな玩具なども準備しておくといいです。

チャイルドシートがベビーカーになるものもありますが、その場合もベビーカーにしたときは、

お座りできる子どもなら背中をシートにもたれずに座れるくらいに調節してあげるといいですね。

ずっとシートにもたれた姿勢でしばりつけていると腹筋や背筋など体幹の育ちが悪くなります

体幹の筋肉が育つと脳への血流も良くなって、脳の働きもよくなるので、体幹は大切です。

特に、泣いて嫌がるような時期はしっかり自分の身体を支えて体幹を鍛えたい時期かもしれません。

チャイルドシートのベルトを外した時は、今は車が停まってるからしっかり腰を立てて座っていていいよって背中に手を添えて腰を立たせて教えてあげてくださいね。

そしてまた車が走り出す時には、「これから走るからしっかりベルトしめるよ」ってしめてあげてくださいね。

 

そして、お家などで普通の椅子に座る時はしっかり腰を立てて座れているかみてあげてください。もたれるくせがついている子は少し大きくなってから「姿勢が悪い」などと指摘されることもあるようです。

 

「あら、うちの子体幹弱いかも」って思われた方はまた別記事で体幹の育て方について書きますね。

 

今日も最後までお読み頂きありがとうございました照れ