google-site-verification=Pb0iXXF2akEokDSv4V68bnJ2CRfqdfUe1J8bhhYAh5E

モンテッソーリ富山

6月体験会を行いました【富山県/となみモンテッソーリこどものいえ】

6月に体験会を行いました

モンテッソーリ教室の体験って
どんなことをするのでしょう

 

モンテッソーリ教育では子どもの
敏感期に合わせた教具や用具の
環境を準備して、
その中で何を選ぶかは自由です。

 

決められた時間の中ですが、
活動の始まりも終わりも
子どもが自分で決めます。

 

(こちらは比較的小さいお子さま向けの用具)

 

何をするか子どもが自分で選びます。
自発的に行うことが大切です。
この大切さについては
わかっておられる方もあるとは思いますが
また後程お話ししますね。

 

まずは参加してくださった方へのお礼から。

 

【ご参加ありがとうございました】

カラ梅雨で暑い日の続く中、
ご参加くださった皆様
ありがとうございました。

 

中には県外から来て下さった方も
ありました。

 

【ご感想】

まずは保護者の方のご感想の中から
2名のご感想をご紹介しますね。

************

本でモンテッソーリを少し知っていましたが
実際におしごとをしている時の
親の関わり方など勉強になりました。

教室の中で楽しそうに
教具に触れているのをみて
通ってみたいと思いました。

K.U様

***********

 

 

***********

集中して遊びに取り組む姿を
見れて良かった。

家ではできないようなおもちゃが
たくさんあっていいなと
思った。

T.T様

***********

 

体験の中でもある、子どもの変化

 

体験教室は説明約30分と体験45分なので
実際に体験できるのは45分間です。

 

その中でも集中しておしごとできると
お子さまは変化します。

 

はじめのうち、たいていのお子さまは
ひとつのおしごとが終わっても
そのまま次のおしごとに移ろうと
してしまわれます。

 

そこで終わったら
「もう終わったのかな?
終わったらこうやって片づけるよ」と
お手本を見せるのですが、

 

それでもすぐにはできないことが多いです。

 

(片づけられたよ!)

 

ですが、集中しておしごとが出来た後は

何も言わなくても

自分でしっかりとトレイを両手で持って
棚に最後まで
片付けられました。

 

自発的に集中して作業することの大切さ

モンテッソーリ教育では
このように自発的に
集中して作業することが一番大切だと
言われています。

集中作業して、
満足いくまでやりきった幼児は

心が満たされ情緒が安定し、
自信や自発性が強められ、
社会性も芽生えるなど人格が
向上すると言われています。
(参考「モンテッソーリ教育学入門」市丸成人著)

 

そして、集中作業を繰り返すことで
子どもが本来持っている
”良さ”が現れた状態になることを
「正常化」と言います。

 

 

教室では、最後のご挨拶の時には
しっかり目を見て挨拶できたり
その後には

何度もタッチしに来てくださったり
嬉しい体験会でした。

 

(写真はイメージです)

 

体験くださった皆様

ほんとうにありがとうございました。

 

【6月体験会日程】富山県/となみモンテッソーリこどものいえ

となみモンテッソーリこどものいえ

6月移転プレオープンにともない

説明&体験会を行います。

 

モンテッソーリ教育についてはこちら

をごらんください。

【体験会日程】

各回3名まで

 

6月6日(月)

10:00~11:15 歩行安定~3歳未満

13:15~14:30 ハイハイ~歩行安定前まで 

 

6月19日(日)

13:15~14:30 3歳以上 

16:30~17:45 3歳以上

 

6月26日(日)

10:00~11:15 ハイハイ~歩行安定前まで

13:15~14:30 歩行安定~3歳未満

16:30~17:45 3歳以上

 

 

【募集開始】

5月28日(土) 

10:00予定

当日公開の投稿《応募フォーム》より

お申込みください。

 

 

【費用】

1,500円/人

体験後入会される場合は入会金よりお引きします。

 

 

敏感期に早く気付いて

関わると、集中力もより高まります。

 

 

 

 

 

富山のモンテッソーリ幼児教室となみモンテッソーリこどものいえは6月移転します

富山で唯一のモンテッソーリ幼児教室

(他にあればお知らせください^^)

となみモンテッソーリこどものいえは、

6月に

 

今までのお部屋を飛び出して

 

\\広めのお部屋に移転します//

 

以前から、

子ども達のために

もう少し広い所でできればと

思っていましたら、近くの古民家の一画で

今までより倍以上の広さのお部屋を

借りられることになりました!(^^)!

 

4月には生徒さんやご家族さまと一緒に

建物探検や障子を破るおしごと

をしました。

子どもたち、集中して破ってくれました。

ご家族の皆様も真剣です。

 

それから、少しずつ準備を進めて

ようやくこんなふうにきれいになりました。

 

完成までもう一息です。

大きな窓で日当たりのいいお部屋です。

(古民家なので
あまり期待しすぎないでくださいね)

 

教具も今までよりさらに充実させる予定です。

 

場所は

砺波市柳瀬 比賣神社近くの

こんな建物の一画です。

 

ここでお教室できる日が楽しみです!

 

お教室の詳細はこちら

 

移転に伴う今後の予定

6月プレオープン

  新規入会希望者説明&体験会実施

7月本格オープン

 

体験会の詳細はまた後日お知らせいたします。

説明会・体験会ご案内

子育てのイライラ、子どもの様子にイライラしてしまう時どうする?

子どもの様子にいつもイライラしてしまう。

わざと悪いことをしているように見えたり、

何をするのも「めんどくさい」とか

なかなかやろうとしなかったり

すぐに手が出てしまったり

わがまますぎるとか、

イライラの原因はいろいろありますよね。

では、まずイライラをなくすにはどうすればいいのでしょう?

 

イライラを無くすには、子どもの見かたを変える

どういうことでしょう?

では、わざと悪いことをするのは何故なのでしょう?

そんなお話しから始めます。

こんな時いたずらと思って叱っていませんか?

こんなふうにトイレットペーパーやティッシュを次々出したり

ママのかばんの中身を全部出したり

本棚の本を次々落としてしまったり

 

こんなところをみると思わず

 

「やめて!」とか「ダメ!」って言ってしまいますよね。

私もそうでした。「敏感期」を知るまでは。

 

でも、実はこれ

「もったいなーい!」

これ、子どもが自立に向かって自分を

成長させるための子どもにとってのお仕事なんです。

「敏感期」のエネルギーがさせること

寝返りや、ハイハイや歩けるようになるのと同じように

この時期に、「つまむ」「引っ張る」「落とす」という

動作を獲得するためにやっていることなのです。

 

それらを繰り返すことで脳や神経や筋肉を発達させ、

神経伝達が良くなり、動作もどんどん上手になっていきます。

 

このような特定のものに特にこだわる時期のことを

「敏感期」といいます。

 

そして、そのエネルギーは自然のプログラムに

動かされているので、やりきるまで止められないのです。

 

そして、途中で止めさせると、その時はやめたとしても

結局後から何度も何度も満足するまでやってしまいます。

 

ですが、それを知らないと

「何回言ったらわかるの!」って

思ってしまいますね。

 

でも、どうですか、これを知っただけで、

ティッシュ1箱50円くらい

「どうぞ使って」って思いませんか。

後で集めて汚いところを拭くのに使えばいいし。

または、このような代替品を準備してもいいです。

これはフェルトや不織布で作ったティッシュの代替品

「敏感期」のお仕事を十分にできないと子どもは逸脱する

ですが、すでにその時期に

叱ることを繰り返して

認めることがないと

「どうせぼく(わたし)は悪い子なんだ」と

何をしたら親を喜ばせるのかわからず、

 

でも、かまって欲しいので

わざと悪いことをするようになっているかもしれません。

 

または、手を動かすことのできるものを

取り上げてしまっている場合、

敏感期のに発達させるべきところを

じゅうぶん発達させられないままになってしまいます。

 

精神科医でもあるモンテッソーリは、

著書『幼児の秘密』の中で

敏感期の子どもの自分を発達させるためのエネルギーを

湖から流れる水路に例えています。

子どもが生まれながらにもっている

敏感期に自分を発達させるためのエネルギーの川が

障害物にぶつかり曲がりくねって急流をなし、

困難に出会えば水路を逸脱すると言っています。

そして、その生命と言う激流のはけ口をふさぐことは

許されないと。

そして、大人のはっきりした異常や

肉体的な病気でも精神の不調でもその人の

幼児期に関係があると言っています。

では、この水路を逸脱した状態から回復するには

どうすればいいのでしょうか?

その前に逸脱した状態が具体的に

どのように現れるかというと

 

強い子どもたちには

わがまま

乱暴

反抗的  

 

などが、

 

弱い子どもたちには

無気力

消極的

怖がり  などがあります。

(マリア・モンテッソーリ著 『子どもの精神』参考)

逸脱した状態から回復するには

このような状態から正常化※するには、

一つの作業への注意力の集中が必要です。

(※逸脱した状態から回復して正常な状態に

戻ることを正常化といいます)

そのためには、環境中に

・その子どもに合った作業ができるものがあることと共に

逸脱して流れる成長のエネルギーの川が

元に戻っていけるように

・環境の一つでもある大人が障害にならないために、

子どもを一人の同じ人間として認めること、

子どもは自立に向けて自分で自分を育てる力を

持っていると信じることが大切です。

まず、認める具体的な行動として、

「○○できたね」と

出来たことをありのままに

口に出してあげるのも良いです。

そして、その存在を喜ぶこと。

 

そのためには、子どもが産まれた時の喜びを

思い出してみてください。

もしかすると

今は可愛くないかもしれませんが

それは、日々の生活でママやパパも疲れて

しまっているので、見えなくなっている

だけです。

 

子どもを叱ってしまっていたのも

「ちゃんと躾なきゃ」という

もともと子どもを思う気持ちからなのだから

「敏感期」なんて知らなかったのだから

仕方ないです。

 

だから決して自分を責めないでくださいね。

ママやパパが自分を責めていると

子どもはママやパパのことが心配になります。

 

子どもが見たいのは

ママやパパの笑顔なのです。

 

そして、想像してみてください。

 

もしも今、目の前にこの子がいないとしたら

想像できますか?

そんなこと考えられないのではないでしょうか?

ではその、大切なお子さんが産まれた時の喜びを

お子さんに伝えてあげてください。

子どもはそれだけで嬉しいものですよ。

そして、

パパやママも子どもでした。

みんな喜ばれて産まれてきたのですよ照れ
ママもパパもそのままで素晴らしい!
自分をそうやって自分を認められるとお子さんのことも
認められるようになります。

いや、そんなふうに思えない、

自分を認められないという方はどうすればいいか、

これはモンテッソーリではなく
親子のカウンセリングをヒントにやってみて
良かったことですが、次の投稿でお伝えします。
ただし、必要な方にだけお伝えしたいのでこちらのフォームより
ご連絡ください。自動返信にてパスワードをお伝えします。
そうして、敏感期に合わせて準備した環境で
お子さんが自分で選んだ作業にに集中できたとき、
逸脱状態からの正常化が起こります。
作業は特に本物の作業を子どもは好むと
モンテッソーリも言っています。
なぜなら、それが自立につながっていくからです。
なので、モンテッソーリの日常生活の練習は
実際のお仕事をやらせてあげると
子どもは、自立に向けて確かな力をつけられます。
お料理・裁縫・掃除・DIYなどいろんな
実際の作業をやってみられるとよいでしょう。
子どもがやりたがることを、
子どもの手に合った道具で
ゆっくりとやってみせて、
「やってみる?」と聞いて
「やってみる」と言ったらやる。
やらないなら押し付けない。
やり方が間違っていても直接訂正しない。
繰り返し集中してやって身につける。
それが子どもの自信になります。
逸脱から回復させます。
モンテッソーリは、その様子を
「正常化」と言いました。
どんなに悪い子のように見える子どもでも、
もともと悪い子なのではなく、
本来の良さが見えなくなっているだけなのです。
逸脱した子どもが正常化するには、
集中できるものがみつかるまでしばらくかかるかもしれませんが、
子どもの力を信じて環境を準備してあげてください。
そして、集中できるものが見つかったときには、
子どもが自分からやめるまで、
不用意に声を掛けたりしないことが大切です。

まとめ

・イライラを無くすには、子どもの見かたを変える

小さなこどもがやっているいたずらに見えることはいたずらではなく
自分を成長させるためにやっている。

・「敏感期」のエネルギーがさせること

自分を発達させるための、自然のプログラムに従って
やっていることなのでそのエネルギーは止められない。

・「敏感期」のお仕事を十分にできないと子どもは逸脱する

「敏感期」のお仕事を止めようとするとそのエネルギーは川の水が

障害物にぶつかったように逸脱する。

・逸脱した状態から回復するには

自分で選んだ一つの作業に集中すること。
そのためには敏感期に合った道具や教具が環境にあること。
また、・環境の一つでもある大人が障害にならないために、
子どもを一人の同じ人間として認めること。 
子どもは自立に向けて自分で自分を育てる力を
持っていると信じることが大切。
大人も自分を認めて子どもに笑顔を向けること。
子どもが集中できるものを見つけたときは

自分でやめるまで不用意に声をかけたりしない。

こどもの力を信じてあげてくださいね。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございましたニコニコ

 

 

モンテッソーリ「対称地形の紹介」のお仕事

少し前のお教室では、

「対称地形の紹介」のお仕事をしました。

私、この「対称地形」ってモンテッソーリ教育で初めて知りました。

どういうことかというと、

「湾と半島」

「島と湖」

「地峡と海峡」

など、陸と海(水)で出来ている地形で、

感覚的に対称なものを

「対称地形」と、言います。

これを、粘土で作って、色水を海の所に入れてみるのですが、

これ、地球儀や地図にはこんな地形はたくさんあるけれど、

 

ただ地図を見て

 

「これが湾でこれが半島だよ」

 

って説明するのとは

 

全く違う体験だと思います。

 

 

自分で粘土で形を作って

 

そこに水を流し込んで、

 

 

そこに立体的な地形が出来上がる。

 

 

手を動かして、

 

粘土の感触を感じて

 

水が流れ込むのを実際に見る。

 

 

どれだけたくさんの感覚を使っているか

考えてみればわかると思います。

 

このお仕事をしたSくんも

「楽しかった!」と照れ

 

「湾と半島」以外の他の地形も

「またやりたい!!」とニコニコ

​​​​​​​

幼児期に様々なことを楽しく学べる

モンテッソーリのそういう所が

やっぱり私は大好きで、

もっと、たくさんの子どもたちに

お伝えしたいなと思いましたおねがい

 

 

「文化教育」には他にもさまざまな学びがあります。

 

そして、

「日常生活の練習」や

「感覚教育」

「言語教育」

「算数教育」

も含めた

その幼児期のさまざまな学びが

網の目のように広がっていると、

 

成長した時に

 

「あ、これ知ってる」

「こんな時はこれを活かせばいいのじゃないかな」

 

と、

 

いろんなことに

応用できるようになるのではないかな

と、思います。

 

そして、自信にもきっとつながっていきます。

モンテッソーリ「宇宙と星のはじまり」&算数教具・感覚教具特別教室

特別教室「宇宙と星のはじまり」&算数教具や感覚教具に触れてみよう
2021年12月11日 

モンテッソーリ教育はいいというけれど具体的にどんなものなのか、何がいいのかわからない方も多いのではないでしょうか?
最近ではおうちモンテはずいぶん取り入れてくださっているようですが、子どもの興味は年齢とともにどんどん広がります。その興味にこたえるように、モンテッソーリ教育はさまざまなことを知れる・興味を持った時に学べる環境を準備します。また、興味を持つにはきっかけが必要です。誰かがやっているのを見て興味を持つこともあるし、この教具は何かな?と興味を持つこともあります。そんなきっかけづくりとともに、モンテッソーリ教育のおもしろさを伝えたいと今回の教室を企画し、せんだんのHillのお部屋を借りて行いました。

まずは「宇宙と星のはじまりのお話し」

 

 

お水の中に宇宙を作り、お話しをします。

 

 

 

 

 

その後、図鑑で星のお話し、思ったよりとっても集中して聞いてくれました。

 

 

その後、「算数教具と感覚教具にふれてみよう」と、いうことで4歳のお友達には少し難しいかなと思いつつ、せっかくの機会なので、小さい方はご家族にサポートしてもらいながら、モンテッソーリ算数教育のおもしろさを知っていただけるように「たし算」をしました。

「たし算」とは言っても4桁のたし算です。

 

 

(ぼくが持ってきたの合ってるかな~)

 

 

 

 

みんなが持ってきてくれたのを合わせるとどうなるかな?

 

集中して見てくれました。

 

4桁の「たし算」というと、難しくかんじますが、小さいお子さまでも、体を動かしながら学ぶことで、学びやすいのです。

 

その後はそれぞれ自分でえらんだ教具に触れて真剣なお顔や「できた!」のお顔が見られて私も嬉しかったです。

 

ご感想

参加いただいた保護者の方から嬉しいご感想をいただいたのでご紹介しますね。

*******************************************

あのような楽しい学びの機会を設けていただき、ありがとうございました。
親は基本入れない(といってもおそらく一人は嫌がると思ってはいたので主人についてもらって私は下の子と教室の外で)の予定でいましたので、一緒にお話を聞かせていただけて嬉しかったです。 また、宇宙の始まりのことを水を使って表現されたり 足し算の”合わせる”を全部一緒に包むということに置き換えておられたり 大人でもなんだかワクワクするのだから子どもも意味が分かれば(たぶんうちの子はなんのことやらというかんじでしたが)《←いえいえ、集中がとぎれられることもありましたが、とても興味を持って真剣に見て・聞いて・手を動かして参加してださってたところもたくさんありましたよ:さかい》面白く分かりやすいだろうなあと思いました。 今回の募集の案内に書いてあったこと、なるほどでした。

ぜひ また機会があれば参加させていただきたいです!! 私だけでは偏った(自分が知っていることや興味のある)知識しか与えてやれないので、 世界が広がるこのような体験(普段のお教室含め)は本当に貴重でありがたいです。 今後ともどうぞよろしくお願い致します。   A.F様

*******************************************

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

 

お教室のお問い合わせ・体験の希望は↓↓↓こちらより

モンテッソーリ教育 「自立に向けて」お出かけ準備は自分で

リュックを担いだ幼児

子どもの通園やお出かけの準備、親がするのが普通だと思っていませんか?
(これからモンテッソーリ教育を学ばれる方向けに書いています)

子どものお出かけ準備は子どもが自分でできるように

 

子どもは自分でできるようになりたいと願っています。

モンテッソーリ教育は自立のための教育です。

1歳を過ぎ、しっかり歩けるようになったら「じぶんで!」と言い出す前から、子どもの物は子どもが自分で持てるかばんに入れて、持たせてあげましょう。

小さいのに荷物を持たせてかわいそうと思う方もおられるかもしれませんが、この時期の子どもはちょうど自分の力より重いものを運ぼうとする時期です。

そして、かばんやいつもかばんに入れて持って行くものの置き場所も子どもが取り出しやすいところに決めて、「さあ○○ちゃんのもの準備しようね」とまずはママやパパが準備しているところを見せてあげていればそのうち手を出して自分でやろうとするはずです。

そのときは、ママやパパは子どもが自分でできるようにさりげなくサポートしてあげてくださいね。

 

お家に帰ってかばんの中のものを片づける時も同じようにやって見せて、自分でやろうとしたらさりげなくサポートです。

はじめのうちは大人がやるより時間が掛かりますが、慣れてくれば楽になりますよ。

 

自分の荷物は自分で持つくせを

リュックを担いだ幼児お教室でも「自分のものは自分のかばんで持ってきてね」と伝えており、みなさんそうしてくださいます。

ですが、一般的にはこの地方は車社会なので、車を降りたら目的地はすぐそこなので子どものかばんを大人が持ってしまうことも多いように見受けられます。

だからこそ、意識して自分で持たせてあげましょう。

でないと、「自分のかばんを持ってもらうのがあたりまえ」の子どもになってしまいます。

「自分のものは自分で持つのがあたりまえ」という自立心を育ててあげたいですね。

(本当に重くて持てないとか、疲れていて大人を頼ったときは手伝ってあげてください。この時、まだ言葉で言えない子には「どうしたの?疲れた?」と理由を言葉にして聞いてみて、うなずいたら『「疲れたから手伝って」だね。』とどう言えばいいのか教えてあげると言えるようになってきます。

注:もちろんお泊りなどで荷物がたくさんある時には子どもに持てる量や、自分で持った方がいいものを子どもと一緒に考えて持たせてあげてください。

もうすでに大人が持つ(準備する)くせがついている場合は

ですが、すでに大人が持つ(準備も同じです)くせがついている場合、急に明日から自分で持ってねと言っても難しいことも多いです。

この場合は誕生日などの区切りでその前から「〇歳のおにいちゃん(おねえちゃん)になったら自分でできることは自分でしようね。かばんも自分で持とうね」とお話ししておき、誕生日になったら自分で出来るように見守り、もしめんどうがっても自分でがんばれるようにサポートしてあげましょう。

そして、自分で持てたら「自分で持てたね!」と認めてあげましょう
「自分で出来た!」の気持ちが自立心や自己肯定感を高めます。

自分で持つくせがつくまでは(今までのくせを直すのが)大変なこともあるかもしれませんが、そこはパパやママの頑張りどころです。しっかり導いてあげてくださいね。

応援しています。

まとめ

1,子どものお出かけ準備は子どもが自分でできるように環境を整え、
まずは大人がやってみせ、子どもが「自分で!」と手を出してきたら
自分でやってもらう。大人はさりげなくサポートする。

2,自分の荷物は自分で持つくせを小さいときからつける。
持ってあげるのを当たり前にしない。

3,すでに大人が持つくせがついている場合は誕生日に合わせてお話ししておき、
誕生日になったら、自分でできるようにサポートする。
できたことを認めて、自分で持つ(準備する)くせがつくまで導く。

 

最後までお読み頂きありがとうございました照れ

 

 

お教室「となみモンテッソーリこどものいえ」のお問合せ体験は公式LINE↓にて受け付けております。

赤ちゃんや幼児のチャイルドシート 長時間のせる時気をつけたいこと

コロナが収束してくると、ちょっと遠出をしたり、

遠くの家族に会いにいったりしたくなりますね。

 

コロナ禍で一人で出産、ずっとほぼ一人で育てていたなんてママは、「ほんっとうーーーに」大変でしたよね。

私も、子どもが4歳半頃の時に主人の転勤でこちらに来て主人の実家に住むことになりましたが、

それまでは平日はほぼ一人で見ていたので、ワンオペのしんどさはわかります。

ですが、このコロナ禍の大変さはまったくその比ではなかったと思います。

ちょっとの買い物もコロナが気になる、赤ちゃん連れて出歩くのはもっと心配だし、

支援センターも予約が必要になってたり、たまには外食したいと思ってもやっぱりコロナが気になる・・・

ほんとうに大変でした。

やっと、やっとこんなに少なくなってきたのだから、ぜひちょっと遠くのおじいちゃんおばあちゃんにも

久しぶりに孫の顔を見せてあげて、ママも少し息抜きできるといいですね。

 

ただ、その時にちょっと気にかけてあげて欲しいことがあります。

赤ちゃんを車に乗せるときは安全のため、もちろんチャイルドシートにのせなければなりません。

(このグーの手がなんともカワイイ^^、だけどベルトしてないのはきっと停まってるから。停まっているときはいいけど、走る時はちゃんとベルトしめてね)

だけど、あまり長時間シートにしばりつけたままにするのは赤ちゃんの発達には良くないということです。

赤ちゃんや小さい子どもは身体を動かすことで発達させていきます。

なので、遠出の時には、1時間に1回くらいは休憩してチャイルドシートから下ろして

10分くらいでも体を動かせるようにしてあげられるとよいと思います。

もちろん車が走っている間はしっかりチャイルドシートのベルトはしめてあげてくださいね。

 

こんなふうに泣いて嫌がったとしても、

車に乗る時はチャイルドシートに座って、安全のためにしっかりベルトをしめなければならなこと、そうでなければ車には乗れないことを言い聞かせて、

しっかりベルトをしめてあげてくださいね。

 

そして、車の振動が気持ちよくて眠ってしまうお子さんも多いと思いますが、

起きているときは、話しかけたり、歌をうたったり、手遊びしたりしてあげられると

とても良いと思います。

手を使って遊べる小さな玩具なども準備しておくといいです。

チャイルドシートがベビーカーになるものもありますが、その場合もベビーカーにしたときは、

お座りできる子どもなら背中をシートにもたれずに座れるくらいに調節してあげるといいですね。

ずっとシートにもたれた姿勢でしばりつけていると腹筋や背筋など体幹の育ちが悪くなります

体幹の筋肉が育つと脳への血流も良くなって、脳の働きもよくなるので、体幹は大切です。

特に、泣いて嫌がるような時期はしっかり自分の身体を支えて体幹を鍛えたい時期かもしれません。

チャイルドシートのベルトを外した時は、今は車が停まってるからしっかり腰を立てて座っていていいよって背中に手を添えて腰を立たせて教えてあげてくださいね。

そしてまた車が走り出す時には、「これから走るからしっかりベルトしめるよ」ってしめてあげてくださいね。

 

そして、お家などで普通の椅子に座る時はしっかり腰を立てて座れているかみてあげてください。もたれるくせがついている子は少し大きくなってから「姿勢が悪い」などと指摘されることもあるようです。

 

「あら、うちの子体幹弱いかも」って思われた方はまた別記事で体幹の育て方について書きますね。

 

今日も最後までお読み頂きありがとうございました照れ

モンテッソーリ教室が富山テレビの取材を受け放送していただきました

モンテッソーリ教育について富山テレビさんの取材を受けました

先月放送していただいたものが、富山テレビさんのホームページにアップされましたのでお伝えします。

じつは、7月に取材を受け、8月末に放送されたのですが、
緊張して上手く伝えられた自信がなかったので、皆さんにお伝えしていませんでした。

ですが、放送を見るととてもうまく編成してくださり、皆さんにもお伝えしたいと思ったしだいです。

 

コロナ禍の中ですので、

お教室の中で私だけ先に取材していただいた後、
最近堀先生と共催で外遊びのイベント「ゆるっと外遊び」を行っていることもあり、
お教室にお通いの中田さん親子が参加してくださりお外で取材していただきました。

その頃は梅雨時で雨の心配もあったのですが、当日は雨も降らず、暑すぎずのちょうどいいお天気でした。

途中日差しも出て、お水を使って遊ぶのにちょうどいいお天気になりました。

 

取材は7月のはじめ、放送は8月27日と間がありその間にプロデューサーの織田様とも何度もやりとりしながら「伝えたいことがちゃんと伝わっているだろうか」とドキドキしながら待ちました。

ドキドキしながら迎えた放送日

夕方の「ライブBBT」という番組の「Happy Baby プロジェクト」というコーナーで紹介されたのですが、番組の放送開始時間から10分後くらいに始まりました。

見ていると、モンテッソーリ教育の伝えたい内容がとてもよく伝わるように構成してくださっていて、とても嬉しく、そしてすごくほっとしました。

参加してくださった、英里奈ちゃんもとってもいい笑顔が見られて本当によかったです。

放送の模様はこちらの「放送動画」からごらんください。

https://www.bbt.co.jp/happybaby/album.html

(注:最後に出てくる外遊びイベントはモンテッソーリ幼児教室主宰でなく「お母さんの応援団」堀裕美先生との共催で、ゆるっとした感じでやっています。詳しくはこちらをご覧ください。)

最後になりましたが、取材いただいた織田プロデューサーはじめ富山テレビの皆様、構成、放送に関わってくださった皆様、ご協力いただいた中田さん親子様、本当にありがとうございました。

見てくださった皆様もありがとうございました。

子どもが0歳から持っているモンテッソーリの「自己教育力」とは?

「教育」というと大人から子供に教えるイメージですが、モンテッソーリのいう「自己教育力」とはどんなものなのでしょうか。一緒に見ていきましょう。

生まれながらに持っている「自己教育力」

突然ですが、あなたはお子さんにハイハイのしかたをおしえましたか?

歩き方を教えましたか?

 

教えなくても自らハイハイしだしたのではないでしょうか?

そして、気付けばつかまり立ちをするようになり、伝い歩きして、教えなくても歩けるようになっていたのではないでしょうか?

そして気付けば、教えなくても言葉を話せるようになったのではないでしょうか?

 

このように、子どもは生まれながらに自立に向かって成長する力を持っていて、必要なことは「やりたい」「知りたい」「学びたい」という意欲が備わっています。

そこで大事なことは、子ども自身が「やりたい」「知りたい」「学びたい」と思った時に、自分で学ぼうとしていることを止めないことです。

 

例えば、子どもが延々と庭の小石を並べているとき、捕まえた虫をじっとみたり、触って研究している時、水たまりの水をじゃぶじゃぶしているとき、子どもは「学ぶ」なんて意識せずにそこからさまざまなことを学び取っています。

こんなふうに自分で「学びたい」と思ったことを思う存分学んだら次の興味、学ぶことの意欲へとつながっていきます。

 

こうした、子どもの中にある自分を成長させるための力をモンテッソーリは「自己教育力」と言いました。

子どもには「自己教育力」があることを発見し、それを基礎としてモンテッソーリ教育法はつくりあげられていったそうです。

 

そして、大事なことは、この「学びたい」という意欲は幼少期だけでなく学校に入ってからの学びにも繋がっていくということ。

 

つまり、小さいときに「そんな汚い石触ってないで行くよ!!」なんて子どもの学びを止めてしまって、学校に入ってから「勉強しなさい」と言うのは矛盾しているということです。

子どもが興味を持ったことを学べる環境を準備してあげるとよいでしょう。

 

では次に、「自己教育力」を十分に発揮させるために大切な「間違いを訂正しない」ということについてみてみましょう。

 

間違いを訂正しない

子どもが何か新しいことをやろうとしている時、大人は早く成功させてあげたいと思って、つい「そうじゃなくてこうやるといいよ」などと口をはさんだり、「ここをこうして・・・」と手をだしたりしてしまいがちですが、手を出した瞬間に子どもはやる気をなくしてしまいます。

また、子どもによっては間違いや失敗を怖がって、新しいことにチャレンジしなくなります。

「間違っても失敗しても、またやり直してちゃんとできるようになる」と信じてその時を待つ関りが大切です。

それによって、子どもも「自分には間違っても自分でやり直してちゃんとできるようになる力がある」と自分を信じられるようになります。

 

1度の失敗で諦める人か、失敗しても諦めずに何度でも挑戦する人か、どちらがより充実した人生を生きていけるでしょうか?

そんな性質は小さい時からの関りで育っていくのですね。

 

まとめ

1,生まれながらに持っている「自己教育力」

子どもは生まれながらに自立に向かって成長する力を持っていて、必要なことは「やりたい」「知りたい」「学びたい」という意欲が備わっている。

そこで大事なことは、子ども自身が「やりたい」「知りたい」「学びたい」と思った時に、自分で学ぼうとしているを止めないことが大切。そのことを思う存分学んだら、次の興味や、学ぶことの意欲へとつながっていく。

子どもの中にある自分を成長させるための力をモンテッソーリは「自己教育力」と言って、この力を基礎としてモンテッソーリ教育はつくりあげられた。

この「学びたい」という意欲は幼少期だけでなく学校に入ってからの学びにも繋がっていくので、子どもが興味を持ったことを学べる環境を準備してあげるとよい。

 

2,間違いを訂正しない

子どもがやっていることに口をはさんだり、手を出した瞬間に子どもはやる気をなくしてしまう。

また、子どもによっては間違いや失敗を怖がって、新しいことにチャレンジしなくなる。

「間違っても失敗しても、またやり直してちゃんとできるようになる」と信じてその時を待つ。

子どもも自身が「自分には間違っても自分でやり直してちゃんとできるようになる力がある」と自分を信じられるようになることが大切。

1度の失敗で諦める人か、失敗しても諦めずに何度でも挑戦する人か、どちらがより充実した人生を生きていけるか?

そんな性質は小さい時からの関りで育っていく。