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モンテッソーリ教育の宇宙の教育
モンテッソーリ教育では、大きく分けると「日常生活の練習」「感覚教育」「言語教育」「算数教育」「文化教育」という5つの分野がありますが、宇宙の教育は「文化教育」に含まれます。学校の勉強でいうと「社会」や「理科」のような、今の小学校低学年なら「生活科」のように、内容がそれぞれ重なり合う部分があるものを幅広く統合してモンテッソーリは、私たちはみんな宇宙の秩序の中で相互に関連しながら生きている(生かされている)という意味で「コスミックエデュケーション(宇宙的教育)と言いました。
その中で、宇宙から地球の大陸や地形へとつながる一連の流れがあるのですが、いつも大きい方から小さい方へと紹介していきます。
「宇宙と星の誕生」~太陽系のお話し
最近のお教室では、4歳以上の興味を持ったお子さまに「宇宙と星の誕生」の提示をしました。
たらいの中に小さな宇宙を作ってお話しするのですが、宇宙に浮かんだチリやガスがだんだんとかたまりになる様子を目を輝かせて見ている姿が印象的でした。
その後宇宙の本を見たり、太陽系の模型をぐるぐるまわしたりして、宇宙の中の太陽系の地球という星に私たちが住んでいることなどをお話ししました。
太陽系の惑星の模型製作
その後、私が作ったそれぞれの惑星の模型を見て「僕も作りたい」と言っていたお友達は
「太陽ができたよ!」
惑星の色塗りをして、太陽系の星に親しんでいました。全部出来上がるのが楽しみです。
この活動は、芸術的活動でもあります。モンテッソーリの「文化教育」には芸術的活動も含まれているのです。
こんなふうに宇宙から私たちの地球そして、身の回りにある自然や、さまざまなことに興味を持ってくれるといいな、と願っています。
次回は、子育ての中で大変な「イヤイヤ期・かんしゃくへの対応で知っておきたいこと」についてモンテッソーリの見かたもまじえながらお話ししますね。ではまた!!