少し前のお教室では、
「対称地形の紹介」のお仕事をしました。
私、この「対称地形」ってモンテッソーリ教育で初めて知りました。
どういうことかというと、
「湾と半島」
「島と湖」
「地峡と海峡」
など、陸と海(水)で出来ている地形で、
感覚的に対称なものを
「対称地形」と、言います。
これを、粘土で作って、色水を海の所に入れてみるのですが、
これ、地球儀や地図にはこんな地形はたくさんあるけれど、
ただ地図を見て
「これが湾でこれが半島だよ」
って説明するのとは
全く違う体験だと思います。
自分で粘土で形を作って
そこに水を流し込んで、
そこに立体的な地形が出来上がる。
手を動かして、
粘土の感触を感じて
水が流れ込むのを実際に見る。
どれだけたくさんの感覚を使っているか
考えてみればわかると思います。
このお仕事をしたSくんも
「楽しかった!」と
「湾と半島」以外の他の地形も
「またやりたい!!」と
幼児期に様々なことを楽しく学べる
モンテッソーリのそういう所が
やっぱり私は大好きで、
もっと、たくさんの子どもたちに
お伝えしたいなと思いました
「文化教育」には他にもさまざまな学びがあります。
そして、
「日常生活の練習」や
「感覚教育」
「言語教育」
「算数教育」
も含めた
その幼児期のさまざまな学びが
網の目のように広がっていると、
成長した時に
「あ、これ知ってる」
「こんな時はこれを活かせばいいのじゃないかな」
と、
いろんなことに
応用できるようになるのではないかな
と、思います。
そして、自信にもきっとつながっていきます。